2011年05月05日(木)
  「種」

遠方から、祝福の便りが来た。

小さい頃、大喜びで、お母さんと一緒に、教会に来て
いたAちゃん。
礼拝で、大きな声を張り上げて、嬉しそうに一緒
に賛美していた。

Aちゃんはいつもナースリーで遊んでいたが、少人数の
時は、時に礼拝に出る事もあり、そんな時、牧師は子供
にもわかるように、やさしい言葉で、又、ジェスチャー
も入れながら、メッセージした。

すると、身振り手振りでの表現に、大笑いし、大喜びし
ながら、Aちゃんは、身体で喜びを表現していた。
メッセージを理解しているのがわかり、大人にも笑みが
こぼれた。

家でも、聖書の絵本を大喜びで、見ていたり、お祈りを
よくしていると、お母さんから聞いていた。
神様のことを本当に喜んでいた。神様が子供に与えて
下さる素直な信仰を、いつもAちゃんに見て恵まれて
いた。


天真爛漫で、明るくて、そして賢いAちゃんだった。

遠方に引っ越してから、教会に行けなくなり、もうすっ
かり大人になって、教会へは行っていない事を聞いていた。

大人になって一度も会った事がないので、小さい頃の
思い出、面影があるばかりだった。

そのAちゃんが、何か色々あったらしくて、最近ずっと
自分から教会へ行っているとの素晴らしい知らせが
届いた。

毎週教会へ行き、日曜はずっと昼まで寝ていたのに、
朝早く起きて、バスで自分で教会へ行っていると。
神様に祈ることをし、良い仕事が与えられたと。

本当に喜びの知らせだった。心に喜びが溢れた。

そして、神様から見せられた。
どんなに神様から離れていても、小さ時に、蒔かれた
御言葉の種は、確かにAちゃんに宿り、根付き、
こうやって、神様の時に、芽吹き、実って行くことを。

種にいのちがあり、力があり、神の霊があり、
御心のままに、芽吹かせて下さることを。


小さい時に御言葉の種が蒔かれている
Bちゃんも、Cちゃんも、Dちゃんも・・
祈り続けて行くことを、大きく励まされた。