2013年06月01日(土)
  「すべての事について感謝」

Aさんが、対人関係でとても苦しい状況だった。

長年の確執があり、自分の方も辛いので、向き合わ
ずに、逃げてしまっていた。
何とか修復しなければと、このままではいけないと
思うが、気持ちが苦しくてたまらなかった。

しかし「すべての事について感謝しなさい」との
御言葉に、この事は必ず良きに導かれると思おう
とした。

そう思うのだが、現実は厳しく、うまく行かなかった。
争いになり、ギクシャクしてしまった。

この事が導かれたくて、主の御前に静まり、祈り
の時を持った。

すると、自分は被害者で、相手の問題だとしか見え
なかったのが、そこにしか視点が無かったのが、
自分の様々な罪、悪い態度、心の思い・・

聖霊様に、自分の内側が照らし出され、初めて
相手でなく、「自分の問題」だとわかった。

心から悔い改め、主に委ねて、聖霊様の示される
ままに、従って行きたいと思えた。

向き合って行くこと、コミュニケーションを持っ
て行くこと、仕えて行くこと・・具体的な行動の
一つ一つを御霊様が示して下さった。

感情を横に置いて、それに一つ一つ従って行った。
すると、自分が変えられて行った。
あれほど苦しかった、悶々とした心に、平安が満ち
て喜びが溢れた。
驚くべき主のみわざだった。

相手には全く関係なく、御霊の導きに従うと、自分
の心は、何にも代えられない平安に満たされた。

御霊に支配され、導かれる経験をした。
御霊に導かれているので、目の前の事態がどのよう
であれ、主が必ず良くして下さると、信じること
ができた。信仰が与えられている。

初めての経験だった。心底、「すべての事について
感謝しなさい」が、心からアーメン!だった。

あの苦しい出来事が、状況があったからこそ、こんな
素晴らしい主のみわざにあずかれた。喜びと平安に
満たされる経験を与えられた。
本当に心から感謝でならない。

「すべての事について感謝しなさい」の意味が
わかった、と。

主にはご計画があり、しようとされている事が
ある。
すべての事は、何かを教えたくて、主のみわざ
を現わして下さるために、与えられている。

だから感謝なのだと。