2005年12月01日(木)
  「ほめること」

Aさんが「感謝なことがあったんです」

「子供をほめてやる事が大事なこと、よくわかって
いるのに、なかなかうまく出来なくて。

でも、この間、ほんとに心からすごいと思えて、
子供を心底ほめる事ができたんです。
ほんとに、すごいと。

すると、子供がその夜、何も言わないのに、一生
懸命勉強し出して、びっくり!! しました。
心からほめてやる事の大切さを教えられました。」

人は皆、認められたいという心を持っている。
しかし、子供が、少しできると、もっとできると、
頑張れとなってしまう。

Bさんが子供の頃、親からほめられた事が一度も
なかったと。
テストで幾ら良い点を取っても、絶対にほめてはもら
えず、もっと頑張れといつも言われた。もっと頑張っ
て更に良い点を取っても、更に頑張れと言われ、きり
が無かった。

幾ら頑張っても認めてもらえない、ほめてもらえない
事で、心身症になり、いろんな要素が重なり、鬱を
通ったと。
そして、救われてクリスチャンなのに、子供に同じ事
をしている自分に気づかされると。

子供が出来ないと「どうして出来ないの!」と叱り、
子供が辛い悲しい状況にあるのを、「それぐらい我慢
しなさい!」とイライラして叱っている自分に愕然と
した。
親にわかってもえなくて、あんなに悲しくて、辛かった
のに、全く同じ事をしている。

でも、神様を知っている事が感謝で、子供に「ごめんね」
と謝ることが出来た。

できない子供を、そうあって欲しくないと思う、自己中心
な思いがあって、心が拒んでしまう。あるがままを受け
止められない。

神様が、そう出来ない自分を、まずあるがまま受け入れ
て下さっているご愛により、あるがまま神様のところへ
行けて、自分の心が変えられて行くことを経験する。

by多恵子