2006年12月16日(土)
  「御心の地は平安の地」

アフリカで宣教しておられる女性宣教師A
先生が来教して下さり、報告して下さった。

青年会で、宣教地について話して下さった。
主に子供達への働きを中心にしておられ、
宣教始めた頃の子供達が、今、青年になって
来ていると。尊いお働きだなあと思う。

イスラムの教えで、子供達は旧約聖書をよく
聞かされていて、よく知っていて、天地創造
を信じていて、アダムやエバ、モーセのお話
をものすごく喜ぶ。

創世記から話すと、喜んで聞き、もっともっと
と催促するそう。創造から、出エジプトと
どんどん幾らでも喜んで聞く。そしてイスラム
と根本的に異にするキリストの救いのお話を
される。

貧しいので、物やお金を求めてやって来る。
しかし、それが救いにならないので、主からの
知恵や導きを求めながら対処されると。

女性お独り身なので、宣教師と一緒でないと
治安上働けない。宣教師の帰国に合わせて、ご
自身も帰国される。今まで、ずっと共に働く
宣教師が与えられて来たと。すべての面で神様
はずっと備え、必要満たし、導いて来て下さった
A先生を通して、主のみわざと栄光を見る。

時間の感覚が日本と全く違い、あって無いよう
なものと。時間の約束などがなく、1日の内の、
いつ子供達が来るかもわからない。それがその
土地のやり方でと。今から少し休もうかなと思
っているところへ突然やって来たり。

帰国すると、時間に合わせるのが慣れていない
ので大変な苦労と。昔、5分も無駄にせず惜しん
で、常に何かをしていたのが嘘みたいと。
今はもうそんな事、全く無くなりましたと。

「お独り身で、ホームシックとか無いですか」
に「それが全然無いんです」若い時に宣教地が
示されてから、門が開かれるまで、待ち望み
の時期が長かったから、もう行けること自体が
嬉しくて、嬉しくてと。
みこころの場所が、どこであれ一番の平安の地
なんだ。

青年達とも皆で、A先生はかっこいいよね、素敵
だよね。一生涯、神様だけを見て、一生を献げて
従い続けておられる。それも極めて自然体で。
そのお姿見るだけで、恵まれる。

by多恵子