2007年01月13日(土)
  「前進したい」

2007年、年頭礼拝のメッセージは「前進せよ」であった。

出エジプトを果たしたモーセとイスラエルの民であったが、
追っ手の軍隊がどんどん迫り、後ろはエジプト軍、前は
海の絶体絶命となった。

進むことも、退くことも出来ない。どうにも出来ない窮地
だ。民たちは恐れて、こんな所で死ぬより、エジプトへ帰
った方が良いと騒ぎ出した。

その時に、モーセは「主があなたがたのために戦われる。
あなたががたは黙っていなければならない」と告げた。
そして、神はモーセに「前進せよ」と言われた。

今、信仰生活の中である、様々な問題、それは主が戦って
下さる。だから、前に進めと言われる。

神は雲の柱を使って、イスラエルを守られた。前を進んで
いた雲の柱が、後ろに回り、イスラエルとエジプトの陣営
の間に入ったので、真っ暗な雲で夜を迷い込ませ、一晩中
エジプトがイスラエルに近づく事はなかった。神は、必ず
守りの手を延べられる。

直路宣教師がデプテーション中、船で移動時に、尚子姉が
船酔いでダウン、とりあえず途中の与論島で急遽下船。
空港に山羊がいて、閑散。人もそんなにいず、全く初めての
知らない島に降り立ち、尚子姉は体調崩してるし、荷物と
子供抱え途方に暮れた。
ホテルの送迎で来ていた青年に、事情を話すと、親切にして
くれて、タクシーを呼んでくれ、病院まで行けた。
処置をしてもらって、何とそこで、あかりちゃんが水疱瘡に
かかっていると判明。主の導きだった。
そして、電話帳でホテルを探し、行った先が何とその助けて
くれた青年のホテルだった。
神の御手の中に、しっかり守られている事を感じた。

モーセが杖を差しのばすと、海が分かれて乾いた道が現れた。
神は、私達が窮地の時には、道を造られる。道が無いと思え
ても、神が道を造って下さる。
途方に暮れても、行き詰まる事は決してない。道を造って下
さるから、前に進める。

だから「前進せよ」と言われる。

今年、信仰において、前進して行けるように。
「主が戦われる」は、一つ一つの難題に対して、平安を与え
てくれる。「必ず守りがあり」「道が造られている」から。

今年、前進して、そして今年の最後に、主が戦って下さった、
守りがあった、道が造られていたと、心から感謝できること
を見つめている。