2004年02月16日(月)
  恵み溢れたバイオリンコンサート

日曜には教会で、プロのバイオリン奏者Aさんによる、
バイオリンコンサートが開かれた。
目的は伝道のため。特に近辺の方々へのアピールのた
め、又、教会とはどんな所か、一度でも、実際に会堂
に足を踏み入れて頂くため。

青年達が中心になって、数ケ月も前から、準備いっさ
いを取り仕切ってくれた。前日も夜遅くまで、会堂整
え、翌日のシュミレーションと準備に余念がない。
準備しながら、楽しげな笑い声が、キャッキャと響く。
若き力がとても頼もしく、若い子達がいとおしい。

当日、会堂一杯に人々が集った。
「隠れた名曲」ということで、全然知らない曲を次々
と演奏して下さる。隠れてるから、知らないはず・・

知られていないものの中にも、良いものが一杯ある。
皆が良いというから、良いのではない。自分の目で確
かめて、良いものは良い。自分が判断する事が大切。
宗教も同じ。自分で判断すべき。自分できちんと納得
する事が大切と。

「この間、指揮者と大喧嘩したんです。私はもうこの
年になって、言いたい事は、はっきり言う事にしまし
た。もう我慢しない。と言いますとね、前からだと言
われました」(笑)

素晴らしいバイオリンの音色に、トークが個性豊かで
楽しい。Bさん「お話が面白くて良かった」Cさんに
「知らない曲ばっかりだったでしょう」「私、どうせ
ああいうのは暗いので、わからんのです。毎年、あの
トークが楽しみで来ています。独自の世界で、とても
いいです」。

Dさん「私、人の目ばかり気にして。人に言われる事
が気になって、気になって、すぐに平安が無くなる。
人の評価や、人がどう見るかでなく、神様はどう見ら
れるか、神様はどう思っておられるか、神様にしっか
りと立ちたい!」

Aさんと個人的に話していると「バイオリンは何時間
でも幾ら弾いていても、平気なんですけどね、話すの
が苦手で、物凄く緊張して、大変ですわ」

だから、いいんですねえ。真実味が溢れてて、人間味
が一杯で、嘘を言っていない、本当の事を言っておら
れると、心に響いて来る。

明確な言葉でのメッセージと、言葉では表現できない
音楽でのメッセージが一つに合わさり、心潤され、豊
かにされ・・余韻が胸一杯に、コンサートが終了した。

皆が、良かった、来て良かったと、満足顔で、満ち足
りた笑顔で礼拝堂を後にされた。

無事終了で、ほっと安堵、安らかな笑顔のAさん。「良
かったです」「そうですか。それは良かった。皆さんが、
よく聴いて下さってましたよ。一生懸命に耳を傾けて下
さってて」

何より神様からの、素晴らしい祈りの答えに感謝。皆で
祈りのコンサートに!!と、祈りを積み上げて来た。
スタッフ方に感謝、裏方で、すべて取り仕切ってくれた
青年達に感謝!!
皆の祈りと、働きのお陰で、素晴らしいコンサートにさ
れて、神様の溢れる恵みで、心が満ちた。
by 多恵子