2006年06月09日(金)
  「危急の事態」

いつも祈っている、Aさんのご主人が、突然リストラになった。
養う家族があり、状況だけ見るなら、大パニックだ。
いっさい給料ストップするし、保障もすべて無くなってしまう。
絶対神様は良くして下さること、信じて、祈って、見上げ
て行きますと。

今までリストラになった兄姉方に何度か会った。

Bさんは集会で恵まれて恵まれて、自分を献げて生涯
従って行きたいと、献身した。その献身の直後、ご主人
がリストラになった。
「え?私が献身したから、リストラになったのか?」と思わず
思った。でも、そうじゃなくて、神様は予めこのリストラの
大試練をご存じで、私に献身の恵みを与えて下さった事
がわかったと。
なかなか次の職が無かった。けれど、その間も生活を切り
詰め、節約して、心が全く平安だった。不思議に思い煩
いが無く、神様は絶対に養って下さる、必要与えて下さる
と信じれた。
自分が平安なので、主人も焦りや不安から守られ、祈り
続ける中、蓄えが尽きる前に次の仕事が与えられた。
この平安を与えようと、すべてを献げさせて下さったと、
神様のご愛を感じた。

Cさんは、貯えも無いまま、仕事を失った。当座の生活
にも困るので、職捜しの間の必要のため、親戚から少し
お金を借りようと思った。
職が見つかれば、すぐ返せるし、親戚は喜んで、気持ち良く
貸してくれる事が目に見えていた。

しかし、その時「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。
そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられ
ます」マタイ6:33 から、借りるのでなく、神に祈り、神に
頼るよう示された。
そのように神に頼り、祈っていると、不思議な事が起こった。

一人の人が、以前、お金を借りていて、やっとめどがついて
返せるのでと、お金を返済して来たのだ。昔の事で、貸した
事も全く忘れていた。神の真実とご愛を知った。
そして、職が与えられた。

いつも励まされているDさん、高齢でリストラになった時、
「あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分の
いのちを少しでも延ばすことができますか・・なぜ心配する
のですか」マタイ6:27

この御言葉が心にしっかりと入って、心からそうだと思え
心に受け取った時、完全に思い煩いが消えたと。
全く思い煩いが無いのだと。もうそれに周囲が驚愕で
恵まれて、恵まれて。

神は、今日も、生きて働いておられる。

by 多恵子