2006年10月11日(水)
  「従うことの大きな祝福」

Aさんが証ししてくれた。
教会で夫婦の学びをして、初めて神様が見ておられる
夫婦がどんなものかを知った。
「もはやふたりではなく、ひとりなのです」
マタイ19:6

神は一体として見ておられる。
夫婦は凸凹で、補い合う関係。ふたりでひとりなので、
相手に無いものを自分が持ち、自分に無いものを
必ず相手が持っている。二人でうまく補い合えて、
完全なひとりの人間となる。

相手に無いものは、さばいたり、見下したり、
責めたりするのでなく、自分が補えるということ。
自分に無いものは、劣等感を抱くのでなく、
卑下するのでなく、相手に補ってもらえる。

又、妻は夫の助け手として、神が与えられたが、
その「助け手」の意味は、一段低い補助者という
意味でなく、助けの意味が、神が私達を助けて
下さるのと同じ言葉だと。
むしろ、相手より強くなければ助けられないのだと。
一段低いものでなく、尊いものとして妻を造られた
ということ。

ひとつになるには、自分を捨てて行くこと、自我に
死んで行く事が必要で、どちらもが自己主張して行
くなら、結果は火を見るより明らか。
そこで、信仰者としての成長があること。

そんな色々な事を学び、一つ一つ実際に従って
行った時に、本当に自分が変えられて行った。
行動で従って行くと、態度や思い、心が変えら
れて行った。

もし神様を知らなければ、自我は自分の好きなよう
に生きたい。自分の思い通りに生きたい。
確実に離婚していたと。この世界の周囲の熟年の婦人
達は、夫といて全く面白くない、手がかかるばかりで
煩わしい、女友達と旅行した方が楽しい、できるだけ
外に出ていたいと。心を通い合わせて来なかったつけだ。

自分も同じようだっただろうと。しかし今、心が変
えられ、夫に愛情があり、気持ちがあり、大切なか
けがえのないものに思えると。
老後に向けて、ますます夫婦を暖かいものに建て
上げられたいと。こんなにも心を変えて下さった
神様にただただ感謝と。

それを聞いたB婦人が、恵まれて、涙が出て来まし
たと。夫に冷ややかな自分が示されて、神様に導か
れたいと。

「あなたがたがこれらのことを知っているのなら、
それを行なうときに、あなたがたは祝福されるの
です」ヨハネ13:17

聞いたことを行って行くことの祝福を教えられる。
by 多恵子