2008年01月12日(土)
  「へりくだり」

以前に友人宅を訪れた時、そのまた友人が
証ししてくれた。

夫がギャンブル狂で、もう夫婦喧嘩が絶えず、
家の中ガタガタ。
その内に、給料丸ごと持ち出すようになり、
もう生活不可能になり、離婚を考えるように
なった。
悶々状態の中、何かの指針や支えが欲しくて、
教会へ行った。
イエス様を信じて救われ、教会で学びを始め
ていた。

すると、その中で、自分の罪がどんどん示された。
どう見ても、夫が悪いとしか見えない。確かに
夫は悪い。

しかし、自分の内側はもっとひどい。
夫を見下し、軽蔑し、裁き、自分が神になって
いる高慢。
その姿を光のように示され、余りの恐ろしさに
おののいた。

神の御前に悔い改めた。そして、夫にも自分の高慢
を心から詫びた。
そして、あれほど阻止しようと、いきり立っていた、
ギャンブルも、もういいと思えた。夫がしたいのなら、
いいと思えた。

すると、夫が変わった。ギャンブルが止んだ。
今は趣味程度で、それに支配される事が全く無く
なった。

自分の夫に対する高慢な態度が、ますます夫をギャ
ンブルへ駆り立てていたと気づかされた。
すべてが神様によるものであり、神様の祝福だったと。


形は違うが、同じような事がAさんに起こった。
相手がはっきり罪を犯し、明らかに悪い。
相手を責めて、裁きまくって、怒っていた。

ところが、相手は確かに悪いが、自分も内側に高慢
な思いに恐ろしい罪を犯していると気づかされた。

相手は関係なく、自分と神様との間の問題だった。
自分は罪を犯している。その罪を悔い改め、相手に
も謝った。

普通、「相手が悪いじゃんか、何で謝らんなん」と
思うが、御霊の導きに従うと、自分の心が癒された。
平安と喜びが来た!神様すごい!!

謝るのは、へりくだることだ。誰もしたくない。
でも、そこで御霊に従う時、大きな祝福にあずかる。

神様の原則の通りに、「へりくだると、高められる」