2008年03月08日(土)
  「とても幸せ」

Aさんの証しにとても恵まれた。

「機能不全家庭に育ち、安心する事、人を信じる
事、自分を肯定する事を知らずに育った。特に
笑い声がだめで、自分への嘲笑としか聞こえな
い。人が集まって話していると、自分への悪口
に聞こえてしまう。
小さい頃から、とにかく死にたくて、自分はい
てはいけない、存在してはいけない、早く死な
なくちゃと思っていた。
後に境界性人格障害とわかった。

思春期の頃、自殺も図ったが未遂に終わった。
その時に、クリスチャンの友達が来て、「神様
が愛してくれているのに、どうして」と泣いて
くれた。
いつもその信仰をバカにし、茶化していた私だ
と知っていて、その反応に、もしかして神はい
るかも知れないとかすかに感じた。自分も悲し
くて泣いた。

あるいはと思い、その頃教会の門をくぐったが、
話もしないまま帰った。
聖書を読んでみようと思うが、愛どころか、意味
すらわからなかった。

その後も辛い苦しい時、死のうと思ったがいつし
か、死ぬのは神の愛が本当かどうか確かめてから
というのが、自分の内で決まりになっていた。

声をかけられ、後でわかったが、カルトの教会に
誘われた。
そこで聞いたザアカイのお話が、ピッタリ自分に
重なった。皆から嫌われ孤独な彼と、孤独で惨め
な自分も重なった。
しかし、そこは恵みがなくて、しんどいばかりで、
ここに逃げて来た。

最新の科学でもどうにもならない、この病気を一
生・・と思った時、「わたしにとどまりなさい・・
実を結びます」必ず実を結ぶ人生にして下さる、
神様なら大丈夫と思えた。

そして、神様は自分の罪を見せて教えて下さった。
今まで親が悪い、親のせいにして、自分の罪を全く
見る事をしなかった。
しかし、自分には沢山の罪があった。
それを一つ一つ悔い改めに導かれ、示される通りに
従って行った。すると、人格障害が直った。

自分は価値がないから愛されず、生きる意味がない
と思い、自分に価値をつけたら幸せになれると、今
まで頑張って来た。

今、自分に何の価値も無いけれど、今、自分は幸せ
だ。神様が愛してくれているから。その愛を感じる
から。

こんな私でも、神様は今、家族や周囲のために用いて
下さっていることが嬉しい。」

皆で涙ながらに聞き、本当に恵まれた。神様の栄光
のために用いられているAさん、神様感謝!!