2009年03月10日(火)
  「奥地にまで福音が」

娘Aと、Bさんが、カンボジア宣教地視察へ。

カンボジアへの届け荷物もあり、広島空港まで
見送りに。

出国検査の入口で、通過を見届けて帰ろうと、
外で見ていたら、延々そこで止まって係員と
何やら話していて、前に進まない。

何してんだろう??と、見ていると、かなり時間
経て、100mlまでの水分を入れる、ビニール袋
が規定cmより大きいからダメと。

「規定のビニール袋買って来て下さーい!」と
叫ぶ声に、売店に買いに走る。
それに入れ替えて、バタバタと無事通過。
行ってらっしゃーい!!(^^)/

カンボジアでは、特に、地方の集会が大変なインパクト
だったよう。
プノンペンは、大型ショッピングモールも出来ていて、
かなりの街になっている。
高速道路やビルこそ無いが、物は不自由無く手に入る。

それが、ちょっと首都を出た途端、余りの落差に愕然。
家は、掘っ立て小屋みたいなのが並び、子供達は
裸で、ほこりまみれで遊んでいる。とにかく貧しそう。
落差が余りにも大き過ぎる。

トラックの荷台に乗ってガタガタ揺られて1時間、
途中は平原で、牛が出て来たり、どんどん田舎になる。
マスクをしていないと、ほこりまみれだそうな。

着いた先で、青いビニールシートを地面に敷き始めると、
どこからともなく、子供達が集まり、上半身裸、裸足の
子供達が30名ほども集まるそうだ。

その子供達が、じいっと、真剣に聖書のお話に耳を
傾け、聞き入っていると。
そこは電気も、水道もなく、夜になると、家に電気が
無いから、当たりは真っ暗になると。

夜は大人の人たちが集まり、子供もまた集まって来る。
車のバッテリーを取り出して、そこから蛍光灯をつける。
小さな蛍光灯で、ぼんやりとした光しかない。
でも、子供達も、その中で真剣に聞いていると。

電気もない山奥に、働きがなされている事に
驚き、とても恵まれたと。

カンボジアの子供達はものすごく可愛い。
目がキラキラしている。恥ずかしそうにするが、
すぐに打ち解けて一緒に遊んだよう。

そのような奥地に、イエス様の救いが宣べ伝えられ
ていることに感動し、尊い働きに感謝する。

カンボジアでは、家が貧しくて、家の手伝いの
ため、学校に行けない子供達も多い。
片や、病んでいる日本の子供たち。考えさせられる。


カンボジアを立つ時の出国検査。A&Bさんの
パスポートが入れ替わっていた。

Aは気づかずそのまま提出。しかし、通過した。
後ろで、Bさんが叫んだ。「違う!違う!パスポートが
違う!」

「え?でも、もう、うち出てしまったよ」大笑い。

ビニール袋のcmが、という日本と、えらい違い。