2012年01月04日(水)
  「うしろのものを忘れ」

年頭に一緒にみことばを見た。

「この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを
忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、

キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を
得るために、目標を目ざして一心に走っているのです」
ピリピ3:14

「うしろのものを忘れ」・・「主の良くして下さったことは何
一つ忘れるな」恵みは忘れてはならないが、古いものは
忘れよと。

失敗や過失、過去の赦された罪を、絶えず掘り起こしては、
うじうじ、くよくよ、「あの時のあれが・・」「この時、こうしてい
たなら・・」どうにもできない過去に、落ち込む。

又、自分にされた、後ろの事を、いつまでも、思い出しては
恨み、つらみで、心が悶々となる。

過去の栄光にしがみついていても、前に進めない。

後ろを振り返りながら、前に走れない。自分にとって、前に
進もうとする時に、足もとにからまりついて、阻むものは
何だろうと、皆で考えた。

Aさん「全く今まで気がつかなかった。後ろのものって
何だろうと、考えた時に初めて、自分の思いに気づ
かされた。
自分は、赦せない人がいて、赦していないと。
思いも及ばなかった。普段全く意識せず、クリスチャン
だから、赦すべきであり、そうなのだから、赦している
つもりになっていた。

赦していないと、御霊様が気づかせて下さった。
そう思うと、日常の自分の思いや感情、態度や、言動の
はしばしに出ていることに、初めて気づいた。

自分の心の内って、ほんとに自分ではわからないもの
なんですねえ。

“人の内側のものと心とは、深いものです”

これが、丁度、礼拝メッセージが「聖霊による前進」
だったのですが、前進させないものだと、わかりました。
ずっと、何か、霊的に堂々巡りで、前に進めないと感じて
いたんです。

御霊が示して下さったことが、何より嬉しいです」

Bさん「自分は気づかなかったが、ずうっと無意識の
内に、後ろを振り返って、後ろのもので生きている
と気づきました。
あの時ああだった、こうだった、ああしなければ、
こうでなければ、こうならなかったのに・・と。
だから、今、こうなのだと、ネガティブに捕らえて、
神様でなく、後ろのものを見ている。」

「人間にとって、先は全然見えないから、神様見て
いなければ、必然的に、後ろを見るんだろうね」


自分の足にからみついて、前進を阻むものに、
続けて御霊様が気づきを与えて下さいます
ように。
新年、御霊に励まされて、前に進めますように。