2001年09月07日(金)
  香りはごまかせない・・

今朝、夫と一緒に、クリスチャンバイオリ
ニスト辻井淳兄出演の「残暑を吹き飛ばせ!
恐怖の音楽スリラー館」というFMを聞いた。
クラシックの中の怖い音楽をピアノとバイオ
リンで演奏しようというものだった。

司会者が様々な質問をする。「恐怖体験は?」
ピアノ奏者「フランスで、お城に行った時、
誰もいないのに、確かに人がいる、大勢の人
の気配を感じて、ぞっとした。後でそのお城
の歴史を知ると、なるほどという・・」
「辻井さんは?」「私は怖いのは嫌いですか
ら、そいういう所へはいっさい近づきません」
(笑)
司会者「辻井さんが一番恐いんじゃないですか。
実は今日、お弟子さんに来て貰ってるんです」
(大笑)

最後に「名曲とは?」辻井「香りだと思います」
司会者「はー?」
「味はごまかせますが、香りは決してごまかせ
ない。名曲とは必ずそういう香りを放っている
もの。だから、すべての人々は名曲を知ってい
ると、私は信じます。」
司会者「はあ〜。何か文化講演会を聞いてるよ
うな」(笑)

「私たちは、救われる人々の中でも、滅びる
人々の中でも、神の前にかぐわしいキリストの
かおりなのです」Uコリント2:15

辻井兄は、この「キリストの香り」を言ったん
だろうなと思った・・。

味はごまかせても、香りはごまかせない・・。
クリスチャン・・言葉や物腰や態度はクリス
チャンらしくごまかせても、その身からかもし
出す香りだけは、絶対にどうにもならない。

高慢、自己中心、虚栄心、欺まん、愚かさの
香りがあり、そして、キリストの香りがある。
必ず、何かの香りを周囲に放っている・・

かぐわしいキリストの香りが放たれるために、
心の王座をいつもイエス様に全面的に明け渡し、
住んで頂けますように。

ちょうど昨日、一人の女性が、辻井淳の大ファン
で、辻井さんに紹介されてと、教会に来て下
さった。
「治癒不能の難病が発覚して、絶望と傷みを通
った時、辻井さんの奏でる音色が、優しかった
んです。心にしみ入りました。優しい優しい
音色でした。」

「祈りとイエス様への信仰で奏でておられるから
ですよ。」

優しい、優しいイエス様の香り・・。

by多恵子