2007年02月11日(日)
  「バイオリンコンサート」

新会堂が建って以来、毎年恒例のバイオリンコンサート。
クリスチャンであり、プロバイオリニストであるAさん
が、毎年来て下さっている。素晴らしい演奏だ。

教会の近所の方々も、足を運んで下さっている事が感謝
だ。日本では、教会というと、違和感もあり、なかなか
来会には勇気が要る。
それで、教会の存在を知ってもらう事と、とにかく会堂
に足を踏み入れてもらう事を目的に始めた。

再来者が多いのが特徴で、一度来た方が、毎年続けて来
て下さっている。本当に嬉しい事だ。少しでも、聖書に、
イエス様に触れて下されば幸いだ。

Aさんが曲と曲の合間に、説明を少し入れて下さる。
往年の作曲家達が、作曲というのは、自分で創るのでは
なく、与えられるもの、と言っているというのが興味
深かった。
どう頑張っても自分では創れない、神から与えられる
ものだと。演奏家は作曲家が作曲したものを代わりに
演奏しているに過ぎない。

その作曲家が作曲したものは、神から来たものだと。
つまりは、神から来たものを、演奏しているのであり、
すべての栄光は神にあると。

天地を創造された神、地に満てるすべてのものを創造
された神、音楽をも創られた神に思いを馳せる。

以前、この世の名曲がどのように出来たかを、ある番
組でしていたが、作詞家がどんなに練っていても、思
い定まらず、悶々としていたら、突然降ってわいたよ
うにひらめいた。スラスラと歌詞ができて、そこに
丁度、作曲家との出会いがあり、それも時間的、環境
的に偶然の一致が重なって行く。色々な事が偶然、偶
然・・。そして名曲と言われる曲が生まれる。

これって、自分が作るというより、与えられるものな
んだと、番組を見ていて感じた。

2時間弱のコンサート、「良かったです」「素晴らし
かった」と、皆が満足して帰られた。
演奏と共に、織り込まれたAさんの証しや、牧師による
ショートメッセージもあり、福音に触れて下さった事
も良かった。

10時からのコンサートに、Aさんとピアノ奏楽のB
さんも、8時からリハーサル、結局4時間ぶっ続けで
演奏。すごい集中力と体力。ふう〜、横にいるだけで
も疲れそう〜。

演奏前に「神様に献げる演奏が、神様の栄光のために
用いられますように」と二人で祈って、献げられた
演奏、主の栄光のために豊かに用いられた。