2007年09月07日(金)
  「もものつがい」

Aさんが「私、イエス様のことを信じる前は、
プライド命だったんですよぉ。もうプライド
のためだったら何だってする。
プライドのために勉強してたし、それもすごい
力があって出来るんですよね。
プライドのために毎夜遅くまで勉強できるし、
いい点取るために、がむしゃらに出来る。
すごい力ですよ。全部、プライドのためにやってた。

友達との関係も、すべてプライド。絶対に負け
たくなくて、もう人生勝ち負けですよ。まさに
勝ち組、負け組(笑)
だから悪いと思っても、絶対に謝れない。謝っ
たら負けになると思ってしまって。
謝るのは、自分が下になることじゃないですか。

「そりゃ、へりくだることだもんね」
「その、へりくだりなんて全く無い!」(笑)

「もう見下すことと、優越感感じることが
生きる喜び(笑)でもね、上には上がいるから、
今度、自分より上の人を見ると、嫌なんですよ。
劣等感で落ち込む。これすごい自我ですよねえ」

「神様に出会って、そんな自我に気づけて本当
に良かった。神様知らなかったら、どうなって
たかわかりません

絶対に謝らなかった自分が、不思議だけど謝れ
るんですよぉ。あっちでも、こっちでももう謝
罪ばかり。でも、自分の心は平安で嬉しくて。

すごい幸せで。神様おられるの、ほんとわかり
ます。気持ちが楽で、喜びがあるんです。プラ
イドの人生って、すごい虚しい。そんな生き方
したくないと」

Bさん「謝ること通して、砕かれて行ったんだね。
人によって違うけれど、ほんと一番強いところ
が砕かれるよね。
ヤコブがもものつがいを打たれた、自分にとっ
てのペヌエルだよね。
その人がヤコブに勝てないほど、強かった。
ほんとに自分の自我ある所って、強い。
もう命そのものだよね」

「痛いけど、しんどいけれど、そこの所が砕か
れることがわかるよね。その砕かれることが嫌
だけど、感謝だと思える」

“ところが、その人は、ヤコブに勝てないのを
見てとって、ヤコブのもものつがいを打ったの
で、その人と格闘しているうちに、ヤコブの
もものつがいがはずれた」創世32:25

もものつがいがはずれた。ヤコブは砕かれた。
あれほどエサウとの再会を恐れていたヤコブが
砕かれて、全く変えられて、自らが先頭に立って、
エサウに会いに向かった。