2008年05月07日(水)
  「わたしの思いは・・異なり」

神様の思いと人の思いって、しばしば違うし、かなり
違うってことを話し合っていた。

神様は、はっきりと「わたしの思いは、あなたがたの
思いとは異なり」イザヤ55:8 と言っておられる。

Aさんが「年度始めで、子供の学校でPTA役員を決める。
クジで決めるが、自分は絶対に向いていないし、人前
でできないし、パソコンもできないし、神様無理です、
どうかなりませんようにと、ずっと必死で祈り続けて
いた。

すると、役員になり、それも長になってしまった。
その夜、もうショックで「神様あれだけ祈ったのに何
で?何で?何で?」状態だった。
本当にドッーと、ストレスに襲われ身体に来て、体調
崩してしまった。

でも、少し落ち着いて、今、神様の思いと自分の思い
は本当に違うんだと教えられる。
自分では絶対に選ばないが、神様が何かのご計画を
もって、目的をもって与えられたとわかる。
仕事の一つ一つに、本当に知恵が与えられ、助けが来
て、神様を感じさせられている。
この事を通して、神様の栄光を見せて下さり、神様の
素晴らしさを教えて下さるんだと、今は思える。

丁度遠方の友、Bさんからお証しが届く。

「まだ救われて間もなくのこと。
夕方の電車の中、幼児ふたりを連れた母親が座って
いました。
ひとりは負ぶわれて、ひとりはその横にちょこんと
腰掛けて。疲れた表情で母親が眠り出しました。

それを見て祈った私。「神様、この婦人がゆっくり
眠れますように」
祈ったとたんに負ぶわれた子とそのお姉ちゃんが楽
しそうに遊びだしました。

がらんとした車両に幼児ふたりの笑い声が響きわたっ
て・・・
え〜〜っ!目が覚めちゃうじゃん、と思った私が見た
のは・・・
母親が目をつむったまま嬉しそうに微笑みました。
ほんの数秒前までお顔に漂っていた疲れがすっかり
消え失せて・・・
あ〜、神様のお答えってこういうことなんだって、
ボンヤリと感じました。
私が良いと思っていることなんて全然違うんだわ、と。
あのお母さんが一番喜ぶことを神様が与えてくださっ
た、と」

皆で感動し、教えられた。

自分の思いと神様の思いって、違う。
自分の思いに固執していると、神様からの答えを
受け取り損ねてしまう。
違う答えを下さっているのに、受け取れない。

視点を変えて、祈りの答えをたどってみよう。
素晴らしい答えを発見する。