2009年06月04日(木)
「気持ち」
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Aさん「あの頃ね、すごいショックで心に残ってることが
あるよ」
ある婦人の学び会の時、夏休みだったか、子供達同士
で、ナースリールームで遊んでいた。
よく育児の学びもしていた。
そんな中、子供達でもめて、喧嘩になったらしく、
突然ワーギャア〜!!という泣き声が響いた。
Aさんの子供が、Bさんの子供を叩いたらしい。
Aさんは駆けつけて、自分の子供を頭ごなしに叱りつけた。
「何やってんのよ!!」
Aさんは、「あなたが一番年上なんだから、ちゃんと
皆をまとめて、見て上げないとだめじゃないの!」と叱る。
「でも、○○ちゃんが先に叩いた」
「○○ちゃんが叩いたとしても、あんたも叩いたんだから
悪い!!ごめんなさいを言いなさい!」
有無を言わせず、謝らせようとした。
喧嘩両成敗で、双方で「ごめんなさい」「ごめんなさい」
で、はい、終わり!を想定していた。
すると、相手の親のBさんが自分の子供に
「お母さんは、何があっても○○ちゃんを信じてるよ。
何があったか話してくれる?」と穏やかに言って、
子供の言う事を、まず聞いた。
Aさん「それを聞いた時、もうガーン!!!だったよ。
自分は日本人的価値観で、喧嘩両成敗で、Bさんも
そう対応すると思い込んでいた。
いやあ、もう大ショックだったよ。自分は子供の言い
分を聞く事もなく、強制的に「ごめんなさい」を言えと。
子供の気持ちなど、全く無視だよね。
育児の学びをしてるのに、もう何してんだか。
Bさんは、しっかり学びを実践してた。教えられたよ!
Bさんの子供への対応を、うちの子供が見てたわけ
じゃない。ああ〜なんて傷つけたんだろうと。
親が恐いから、口先で「ごめんなさい」を言うだけで、
心は全然納得していなくて「ごめんなさい」じゃないよね。
でも、今や、その彼も、家庭を持ち、可愛い2児の父だ(^^)
Cさん「母親にいつも叱られて、殴られた記憶しかない。
だから、子供をどうしても殴ってしまう。自分のストレス
を子供にぶつけて、当たってしまう。
親にされた全く同じ事を、子供にしている」
Dさんも、若い頃、非行に走って、窃盗、傷害、喫煙、
シンナー、ありとあらゆる事をやった。親に発覚した時、
親は世間体を取った。それで更に荒れた。
そのDさん「子供同士が喧嘩したら、子供などぶっ飛んで、
相手の親の手前、自分の子を叱りつけてしまう。
相手の親が気になり、自分が良く見られたい。
子供の心も、気持ちも全くない。
自分が最も傷ついた同じ事を、子供にしている」
自分が親になった時、育児が出来ない事に愕然とした。
「あの頃、皆で、聖書から育児の学びができて、本当
に良かったよね」
一番大切なものが、子供の「気持ち」で、
何より、子供の「気持ち」に目を留め、考えることを
神様から教えられた。
私の「気持ち」を受け止めて下さる、イエス様に感謝(^^)/
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