2003年06月10日(火)
  神様の光を遮るもの

ゴールデンウイークにとても恵まれたことがあった。
夫の実家に行く途中の事だ。
いつもなら大山を横目に見ながら気持ちよく高原をドライブ
気分で帰るのだが、その日はぶ厚い雲がついて来て雨模様な
嫌な天気だった。
高原全体が雨雲に覆われていて、気持ちがどんどん暗くなっ
てきた。本当にこんな雨の中で頑張って行っても、義父は喜
んでくれるのだろうか。
何時に着いたとしても、
よく来たな…という言葉はないよなぁ・・とか。

一人で暮らしている義父への心配りがいつも出来ていない。
その事への後ろめたさが、どんどん義父に対して逆噴射し
てしまい、黒い雲と一緒にものすごい重い気持ちに押しつぶ
されそうになった。
外は朝の10時頃なのに夜中のように真っ暗、心も暗闇どん
どん強固な殻で自分を補強して行くのを感じた。

その時、急に「自分にメッセージして…」という先日の学び
の多恵子先生の言葉が心に浮かんできた。
同時に「光にやみに輝いている、やみはこれに打ち勝たない」
という聖句もセットで浮かんできた。
祈られている事も感じた。

そこから一瞬でがらりと全てが変わった。
外は、ぶあつい黒雲で覆われてても、私の心に聖霊様の光が
あるから、どこへ行っても状況はどうでも絶対大丈夫!と
確信した。
その確信で、それからず〜〜〜と滞在中も何日も経った今も
心の中がほかほかしている。

実家についたが、義父は気持ちよく向かえたくれた。
そして、帰る時には「また来月くるから」「また来いよ」で
笑って別れた。

自ら作り上げる理想の嫁の虚像…それ以下になれない自分が
思い煩いの中で神様の光を遮ってしまっていた。

明日、義父が我が家に来る。頑固な義父はめったにうちには
来ない。いつもの私なら必死で大掃除しているに違いないが、
神様の恵みでほかほかの私は、こうして落ち着いて神様の恵
みを書いている。
   by富士子