2006年10月04日(水)
  「生きて働かれる神」

で、その宣教師が次の宣教地へ立たれた後、
信徒7人が残った。
そして、しばらくして、その集会所に借りて
いた家が、改築のため出なければならなくな
った。賃貸の時にそういう契約だった。

信徒だけで7人残り、無牧の上、集まる場所
も無くなってしまった。
皆で相談し、5人の若い人達は、電車で行ける
交わりのある教会が色々あるので、そこへ行き、
2人の未信者の夫をもつ婦人は、遠方は無理な
ので、近くのより聖書的な教会を探して行くと。

どうしようもなく、こうしか方法が無いので、
そうする事に皆で決めた。

しかし、決めたものの、なかなか別れられず、
一人の婦人のお宅に足が向き、自然に皆が集ま
っていた。

丁度その時、近辺の教会合同の聖会があり、行
く予定も、行く気も全く無かったのに、なぜか
その場で、若い人達で行く事になった。これが
不思議な主の導きだった。

その聖会で、何だか皆で新たにされ、やっぱり
別れないで、やって行こうと、そんな導きが与え
られた。帰って婦人方に話すと、皆で一致できた。

そして、聖日に家を順番に回って、礼拝を持ち
始めた。聖書を読んで、証しと祈りをした。
皆で、1週間の恵みと祝福、取り扱いを分かち
合い、とても恵まれた。

そうこうしていると、近くの市場の集会所が借り
れるとの情報が入り、行くと問題無く借りれた。
ほとんど倉庫状態の小さなスペースだったが、
看板も前に置いて、そこで集会できるようにされ
た。神のみわざ、導きだった。

小さな群れだが、伝道して行こうと、特伝を計画、
チラシを印刷屋で頼み、配布した。祈りに祈って
の特別集会だった。すると、驚くべきことに、新
来者が5人か6人ほどあった。ただただ神のみわ
ざだった。
その後も、救われる人が起こされ、バプテスマを
受ける人々が起こされて行った。

やがて、結婚やらで出て行き、最終的には近くの
交わりのある教会と合併した。

神が生きて、働かれた実際を、目の当たりに見て
来たのであった。本当に神は生きておられる。