2008年10月10日(金)
  カンボジア訪問D孤児院

カンボジア視察4日目孤児院を訪問した。

郊外の何も無い平原の中に、それは建っている。
宣教師方により運営。50余人の子供達がそこ
で生活している。綺麗で立派な建物だ。
スタッフ方が主のために、子供達のために
懸命に労しておられる。

門を入ると、子供達が嬉しそうに恥ずかしそう
に、集まって来て、私達を囲む。出迎えてく
れる。

子供達が全員で、賛美を歌って歓迎してくれる。
純朴そうな子供達で、とても人なつっこくて、
手をつないで来る。

そこでは、教育が施され、礼拝堂があり礼拝
もなされている。子供達が部屋に案内して
くれる。数人づつの部屋に、ベッドがあり、
机があり、清潔な明るい綺麗な部屋だ。
ぬいぐるみも置かれている。子供達が愛され
ている様子が伝わって来る。

子供達が生活の様子など話してくれて、
交わっていると、一人の少女が「Do you love 
Jesus?」と語って来て、びっくり!して思わず
「イエス様を知ってるの?」と聞く。
その少女は、笑顔でうなずいて「イエス様大好き」
と言った。

カンボジアへ行く前に、主に在る友が
恵みのお分かちと、ショートメッセージの
文章を送信して来てくれた。

それがヨハネ21:「あなたはわたしを愛し
ますか」だった。
羊を愛するかと言っていない。周囲の人を愛
するかと言っていない。「わたしを愛するか」
と問うておられる。

丁度、訪問直前だったので、カンボジア訪問
中もずっと「わたしを愛するか」の御言葉が
響いていた。

で、その少女の口から、「Do you love 
Jesus?」に二度びっくり!!

イエス様が私に「あなたはわたしを愛する
か」と言っておられるのがわかった。
まさに主からの語りかけだった。

それをもって帰国し、今一度、祈りの中で
自分自身をお献げした。個人的な祝福があった
事に感謝。

少女と一緒に賛美した。心に喜びが湧き
上がった。お別れの時間になり、皆が「今度
いつ来てくれる?」「いつ?」と言った。

どうか子供達の上に、スタッフ方の上に
豊かな祝福がありますように。祈り心で、
孤児院を後にした。

皆、わけがあって、親と暮らせない子供達。
測り知れない痛みと悲しみを抱えている。
エイズで両親共亡くなった子供達や、親が貧
しくて育てられない子供達、様々な背景を
持つと聞く。

通りすがりの者の訪問を、心から歓迎し、
喜んでくれた子供達。心温められたひと
時だった。