2009年02月01日(日)
  「雲の柱」

天に召されたAさんの思い出を辿っていた。
色々な交わりの思い出に、感謝が溢れる。

Aさんの引っ越しが決まった時、家を売りに
出された。
すぐに売れるだろうと思っていた、その家が
どういうわけか、1ヶ月たち、2ヶ月たち、
3ヶ月たっても売れず、家が処分できない限
りは、引っ越しもできず、身動き取れない状
態でおられた。

半年以上もたち、まだ売れずに、Aさんと
お話した時に「信仰が試されます、感謝です」
と言われた。

「すぐに売れるだろうと思っていたんですよ。
家に見に来られる方も色々あって、契約に
なりかけたりもするんですよ。

でも、何度も、途中まで行くのですが、
いざとなるとキャンセルになって、いやもう、
神様を感じ、神様を畏れます。

ほんとに神様のご計画と、御心があることを
教えられます。

祈りに祈らされて、神様の主権があり、雲の柱、
火の柱、神様の雲が動かない限り、事は成ら
ないんだと、神様を待ち望むことを、学ばされ
ました。」

やがて、かなり経た後に、神様の時に、見事に
解決を見た。

笑顔で、「いやもう、忍耐を学ばされました。
信仰とは待つことなんですねえ。

神様が動かれない限り、幾ら焦っても、心配
しても、事は動かないんだと、まあ教えられて
感謝でした。

神様のなさる事は、ほんとに素晴らしくて、
良い方に買って頂いたんですよ。
まあ、良い方で、家を手放すんですが、こんな
良い方に使って頂けるので、ほんとに嬉しいと
思えたんですよ。感謝でならないです」と。

Aさんの一言一言が、とても印象的だった。
懐かしく思い出す。

「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」
伝道3:11

「イスラエル人は、旅路にある間、いつも雲が
幕屋から上ったときに旅立った。

雲が上らないと、上る日まで、旅立たなかった。
・・旅路にある間、昼は主の雲が幕屋の上に、
夜は雲の中に火があるのを、いつも見ていた
からである」出エジプト40:36

止まるべき時、進むべき時、いつも雲に導かれて、
信仰人生を歩みたい。