2009年06月02日(火)
  「あがき求める」

海外からAさんが帰省で、楽しい時が与えられる。

14年ほど前に、海外転勤になるまで、一緒に
教会生活をした。

思い出話に花が咲く。当時婦人達で学び会をしていた。

A「すごい集まりだったね。個性の強烈な人たちばかりで、
あんなメンバー集めようと思っても、集まらないよね」(笑)

大喧嘩しだすんだものね。もうギャアギャアわめいて
極めつけが『あんたにだけは、言われたくない!!』
って言ってたよね。

でも、御霊に示されては、悔い改めて、謝ってたよね。

皆、すごい正直だったよね。あんな正直な人たち
見た事がない。

次から次へと半端でない厳しい試練が臨んで、神様を
必死に、もうあがき求めていた。神様がものすごく
近かった。

学びの中で、「思い」にサタンが来る。試練の中で、
思いが混乱して、ますます、わけわからなくなる。

とにかく、思いを書きなぐりでよいから、書き出して
行くと、自分が見えて来て、整理できると話していたら、

Bさんが「え?ここで言った事を、また、家に帰って
書くのか?」
Aさん「違うよね。あなた、人に言えない事があるでしょう
が。誰にも言えない事を、書くんよね」
Bさん「え?別に人に言えない事なんて無い。ここで
全部言ってる」
Cさん「私も、100%ここで言ってる」

Aさん「えっー!!あんた達っていいわねー!!
私なんて、プライドがあるから、ここからここまでは
言えるけど、その先は言えやしない」

「でも、プライドがあって言えないという本音を言って
いる」(笑)


Sさんが、Aさんを妬んで、10年間避けていた。
その間もずっと友人で、Aさんは避けられている事に
全然気づかなかった。
「気づかん方も、気づかん方だ」と皆がもう大笑い。

Sさんは苦しくて苦しくてたまらず、Aさんに告白して
謝った。Sさんは平安が来て、心すっきり、10年来の
苦しみから解放された。

ある時、集会で、Sさんが証しをしてくれたが、その証しに
Aさんへの妬みの事が出て来た。
その証ししている最中に、遅れて来たAさんがガラッと
入って来た。

本人の目の前で、いかにAさんに嫉妬して、Aさんが
どんなに嫌で、嫌でたまらなかったかを証しした。

Aさんはニコニコして聞いていた。神様のみわざを
見た。

A「ね、Sさんが私の事を、証ししている丁度その時
に、私が入って行ったんだよね(笑)
びっくりしただろうね。でも、涙浮かべながら話して
たよね。」


そして、Sさんにも、びっくり!!

この恵みの証しを、教会の他の方々にもしたい
んだけど、どこまで話していいのか、と聞くと、

Sさん「全部何もかも話していい。神様に関する事
は全部いいんだ。今後いちいち聞くな」と。
すごいなあ。

疾風怒濤の集いであったが、神様の働きも半端でなく、
交わりに、びんびん神様の働きをもろに見て、
いつも大きな大きなみわざを見た。