Ｑ：宗教とは何なんでしょうか？

私の先祖も僧侶だったと親から聞きました。浄土真宗ですね。でも、私は全く関係がありません。
私の親戚が創価学会でしたから、子供時は、その集まりに出席していたこともあります。
座談会といって、大人の方々が集まっていました。そこで色々と体験話をしていました。
本当は死んでいる交通事故から不思議に助かったとか話していました。
私は、それを聞いてご本尊ですごいなと思っていました。
集まっている方々は親切な方々でしたから、集まることは嫌いではありませんでした。
朝には東を向いて南妙法蓮華経と言っていたこともありました。
でも、小学校五年生の時には高野山に行きました。その時に泊まったところがお寺でした。帰りお守りをもらいました。そのお守りをいつも部屋に飾っていました。何か問題が起こると、そのお守りに向かって祈っていました。
近くにある神社に行って、試験の点数が良くなるように願ったこともあります。
私は、子供時から何か目に見えない神様のように存在があるように思っていたのです。
それが何なのかはハッキリとわかりませんでした。それで何でも拝んでいたようです。

中学校になると科学が好きになりました。何でも科学的な方法で物事を考えるようになりました。
証明できないものは存在しないような考えになりました。神とかは存在しない。
昔は科学が幼稚だったから、不思議な力を神だと思っていただけだ。
今は科学ですべてのことが証明できるようになった。この力で幸福な世界を築き生きて行けると思うようになりました。
そして、自分はそのような世界を築くために行きたいと思うようになったのです。
でも、高三の時にクラスにキリスト者がいました。彼は神を信じているのです。私は驚きました。
今の時代に時代遅れな人がいるのだと思ったのです。
その人は、クラスの皆に「聖書の学び会」を開くから関心のある人は来て欲しいと言いました。
私は、どんな時代遅れなことを話をするのか興味がありました。それで、出席したのです。
五人ぐらい出席していました。その中に担任の先生もいたのです。知っているクラスメイトが3人ぐらいいました。
私はこんなに親しい人々が神を信じているのかと驚きました。それに聖研をすると言った友が、聖書の話を始めました。
その顔が真剣そのものに変わったのです。私は反論しようと思っていたのですが、出来なかったのです。
それより、どうしてこれほどまでに真剣に人生が生きれるのかが知りたいと思うようになったのです。
聖書を読みました。奇跡が書いてあります。私は理解できません。友はいいます。「神には出来る」。
神様とは何か？私は疑問が湧いてきました。そんな会話の中で、神は宇宙やいのちを創造した方である。
そして、私たちを愛している生きている方であることを教えられたのです。
確かに科学では、この世界の物象がうまく出来ていることを知ることができます。
その背後に慈愛とは真理があると上手く出来ていることにも納得ができます。
私はもしかしたら神がいるのかも知れないと思うようになりました。
あまりにも大きい存在だから、私の頭の知識だけでは考えることができなかったのかも知れないと思うようになったのです。
それで、熱心に聖書には何と書いてあるのかを知りたいと思って読むようになりました。聖研にも熱心に出席するようになったのです。
イエス・キリストの存在、十字架の死と復活を知るようになりました。それに相応して自分の心の罪がわかるようになりました。
こんな罪人を愛してくださる方がいた。それが私を愛している神であることが分かったのです。
神はただ観念的な存在ではなく、この世界に具体的に目に見える形としての愛を現している方であったのです。
キリストの十字架は私を愛し、私の罪を赦してくれるのです。そして、神と共に生きる人生を与えてくれるのです。
私は、イエス・キリストを自分の救い主として受け入れることができました。
そのときに、今でも思い出します。「自分が子供の時から、求めていたものがこれだったのだ。この安心感を得たかったのだ。」

心が満たされて生きる新しい人生が始まりました。
病気で苦しい事もあります。自分の思っていない環境に歩まなければならないこともあります。
辛いことを経験しなければならないこともあります。
でも、そんな中でも、神と共に歩むことができるのです。それが、私を新しい者としての形成します。
それに神をより真実に知ることにつながるのです。だから、平安と喜びを与えてくれるのです。

私の個人的な経験を書きました。分かりにくい箇所もあると思います。
宗教とは人間には必要だと思います。それがないと人は何故存在しているのかわからない。
どう生きればよいかわからないからです。
人間には心があります。それによって生きる私たちは、心の素直な喜び、平安、満足が必要です。
物質や欲望だけでは得ることのできない真実ないつまでも永遠に変わらない愛が必要です。
本当の宗教はそのようなものを与えてくれます。私は、それは私たちの創造主である神だと思います。
それを求める心が人間あるので、色々な形が異なる宗教は存在すると思います。
神は聖書という言葉を通して、御自身を現しています。
だから、聖書を求めて読むことによって、この方の心を知ることができます。
是非、私たちに目的を持って命を時を世界を与えてくださった神を知ってください。
それによって、私たちはどう生きるべきかも知ることができるようになります。