2025年11月27日(木)

「蜜を見つけたら、十分、食べよ。しかし、食べ過ぎて吐き出す ことがないように」箴言25:16



蜜は甘くて、とても美味しいものだ。身体にも良い。しかし食べ過
ぎると、逆に害になり、身体に悪くなってしまう。良いものであっ
ても、ここでは「過ぎる」ことの害を言っている。そして、その次
の節には、隣人の家に、足しげく、頻繁に通うな、と言っている。
相手に飽きられて、憎まれないためだと。

蜜と同じく、隣人も親しくて幾ら楽しくても、通い過ぎると、重荷
になり、苦痛になる。誰しも、自分のすべき事が、多々ある中、自
分の時間も欲しい。対人関係においても、ふさわしい、適切な距離
は必要だ。過ぎると、楽しい、喜びの関係が損なわれてしまう。

ある人が、手痛い失敗をした。楽しく交われる友人を得た喜びで、
足しげく通ってしまった。「過ぎて」しまったのだった。相手は、
余りにも時間と労力が取られる事に、段々辛く、苦痛になり、重荷
となった。しかし我慢していた。率直に言えたら良かったが、我慢
を重ねる中で、相手に嫌な思いを抱いてしまい、辛くなって、離れ
ることになってしまった。

距離があり過ぎると、親しくなれないし、又、近過ぎると、害が出
てしまう。適切な、ふさわしい健全な距離がある。人に依存するの
でなく、まず主を求め、主に、心の必要を満たして頂こう。その時
に、正しく、ふさわしく交わる事ができる。今、「過ぎて」いる領
域があるだろうか。
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何かに夢中になると、「過ぎている」と気づいていても辞められな
い。静かに主と交わり、必要な導きを受け取ろう。御霊が導いてく
ださる。いつからでも改善できる。