2025年11月22日(土) 「アハブは不きげんになり、激しく怒りながら、自分の家に はいった・・ナボテが彼に、『私の先祖のゆずりの地をあな たに譲れません』と言ったからである」T列王21:4
「アハブは不きげんになり、激しく怒りながら、自分の家に はいった・・ナボテが彼に、『私の先祖のゆずりの地をあな たに譲れません』と言ったからである」T列王21:4
アハブ王がナボテに、ぶどう畑を譲るよう言った。もっと良 いぶどう畑を与えるし、代価を支払うと。しかしナボテは断 固拒否した。これは正当な事だった。先祖の土地を売って はならぬと、定められていた。もし、貧しさゆえに売った場 合も規定があり、買い戻しの権利のある親族が買い戻す。 神の定めであり、ナボテは正当な事をした。しかしアハブ は、すねて不機嫌になり激怒した。寝台でふて寝し、顔を そむけ、食事もしなかった。自分の欲求が通らないので、 ふてくされて何もしたくない。アハブは自分が正しくない事 はわかっていた。間違いがわかっても、要求が通らない 事に怒る。 わがまま放題だ。欲望を押し通し、間違いを認めない時、 更に罪に進み、罪に罪を重ねる。結局、妻イゼベルの悪 巧みで、畑のために何とナボテを殺害する。私達も、間 違いは、はっきり認めよう。でなければ、罪に罪を重ねて 行く。又、思い通りにならない時は、門を閉じておられる 主を認めて、へりくだろう。主の御心を受け入れよう。 別の、遥かに良い道が備えられている。それは最善の道 だ。自分の肉の欲望でなく、主の喜ばれること、主のお心 を求めよう。主と主の御心を第一にする時にこそ、自分自 身にも、真の満足と御霊の喜びが来て、幸せを得る。その 平安と安堵は、何にも代えられない。自分の肉の思いに気 づかせて頂こう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 自分の肉の願望とサタンからの思いは、合致しているので、 なかなか気づけなかったりする。御霊が気づきを与えて下 さる。祈っていよう。肉に気づかせて下さる。主の御心が 結局は最善の道だと学ばせられる。