2025年12月09日(火)

「あなたのみこころを行なうことを教えてください。あなたこそ 私の神であられますから」詩篇143:10


新生した私たちは、主のみこころに従って行く。そのみこころを知る
ために、絶えずアンテナを張り、御声に耳を澄ます。状況も、しっか
りと見て行く。だが、主の御声が、聞こえなくなる事がある。なぜ聞
こえないのだろう。自分の強い思いがあり、心がその思いで一杯な時
は、聞こえない。自分の思いが、みこころを悟る事を妨げてしまう。

今、御声が聞こえにくいなら、肉の思いを、遂げようとしていないだ
ろうか、御霊に探って頂こう。又、なすべき事がわかるのだが、自分
のプランで一杯な時は、従えない。その時は、祈りで自由に自分の気
持ちを、主に告げよう。詩篇記者は、思い煩い、嘆き、悲しみ、苦し
み、怒り・・何もかもを、主に吐き出している。

その中で、主は、みこころの方向へと導いて下さる。又、心の願いは
告げよ、と言われる。願いは、願いとして主に告げるべきだ。それが
御心と合致するなら、叶えられる。だが、すべてが叶えられるのでは
ない。主のみ思いと、合わない時には、叶えられない。それは、その
方が良いのだ。

自分の思いよりも遙かに高く深い、「主の最善」を信じ、受け入れ
て行く事だ。主がゲッセマネで、「わたしの願いではなく、みここ
ろのとおりに」と祈られ、受け入れて行かれた。自分を捨てて、従
う時、主ご自身を知る事ができ、主との関係が、更に深められて行
く。
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自分のありのままの思いを祈った後、御心が成りますようにとの祈
りで深い平安が来る。自分の思いではなく、主の最善に進みたいと
祈ろう。肉で動くことから守られる。