2025年09月16日(火)

「あなたは必ずカイザルの前に立ちます・・神はあなたと同船して いる人々をみな、あなたにお与えになったのです」使徒27:24




パウロは主から、ローマへの宣教を示されていた。想定外の囚人と
して向かう事になった。航海途上、激しい暴風に遭遇。これ以上無
理で「良い港」に着岸。その時パウロは冬が来るので、「もう航海
は危険」と忠告した。だが護送の隊長は、航海士と船長の判断の方
を信用した。同船の人々も、この先の快適な港での越冬を願った。

その頃、風が穏やかになり、今だと、出帆した。だが、パウロの言
う通り、生死をさまよう凄まじい暴風に襲われた。隊長がパウロよ
り、プロの意見に従った結果だった。大勢の賛成があり、状況的に
海は一旦穏やかになったので。私たちもどうだろう。御言葉と、常
識・この世の判断・大勢の意見が相反する時、どちらを選ぶだろう。

多数が正しく見えて、見た目で判断するだろうか。しかし「神、そ
の道は完全。主のみことばは純粋」神の道こそが完全で「わたしの
口から出るわたしのことばもむなしく、わたしのところに帰って来
ない。必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を
成功させる」と。

結果的に、航海士と船長、大勢の人の意見は間違っていた。環境に
よる判断も失敗だった。そのため全員が、死に直面する事になる。
今度こそ、神から受けたパウロの言葉を、聞き、従う事により、厳
しい危機の中で、全員の命が助かった。今、判断すべき事柄がある
なら、見た目でなく、世の価値観でなく、神の言葉に立ち、従おう。
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大きな嵐ではなくても、日々、御言葉に聞き、従う生活を送ってい
きたい。一見、良いと思われる人の言葉や状況が、御言葉に反して
やってくる。いざという時に、必ず御言葉が力づけ、確信に立たせ
てくれる。