2025年11月19日(水) 「すると、主は彼に向かって仰せられた。『あなたのその力で行き、 イスラエルをミデヤン人の手から救え。わたしがあなたを遣わすの ではないか』」士師6:14
「すると、主は彼に向かって仰せられた。『あなたのその力で行き、 イスラエルをミデヤン人の手から救え。わたしがあなたを遣わすの ではないか』」士師6:14
ギデオンがミデヤン人を恐れて、酒ぶねに隠れ、その中で小麦を打 っていた。その時に主の使いが現われ、言った「勇士よ。主があな たといっしょにおられる」と。怯えて隠れているギデオンに、主は 「勇士よ」と言われた。しかしギデオンは、「主があなたといっし ょにおられる」に心が捕らえられた。 それで「ああ、主よ。もし主が私たちといっしょにおられるなら、 なぜこれらのことがみな、私たちに起こったのか」と、「主は私た ちを捨てて、ミデヤン人の手に渡した」と応答した。彼は、目に見 えるところだけに反応していた。見えるところがすべてで、そうで あれば失望落胆しか無かった。私たちもどうだろう。心がネガティ ブに向くと、すべてが、その方向にとらえられ、何もかも悲観的に しか見えなくなる。 しかし恐れて怯えているギデオンに、主は「勇士よ」と言われた。 主は、主がギデオンを勇士とされる、先の姿を見ておられた。そし て、主が共におられると。「あなたのその力で行き、イスラエルを 救え。わたしが遣わす」のだと。自分の能力では絶対に不可能、無 理だ。力が無い、時間も無い、財も無い・・。 しかし主は、「あなたのその力で」良いのだと言われる。今のまま で、そのままで良いと。今のあなたに、主が上から力を授け、すべ ての必要を与え、主が用いるのだと。どんな状態であれ、主の示し があるなら、即、従おう。主が成し遂げて下さる。そして主の栄光 のために用いて下さる。 ------------- 目の前の状況が自分の理解を超えるとき、自分の感情だけしか見え なくなるが、主のご計画とその御言葉を信じよう。主の言葉だけに 信頼して前進できる信仰を祈りたい。