2025年12月21日(日)

「サムエルは油のつぼを取ってサウルの頭にそそぎ、彼に 口づけして言った。『主が、ご自身のものである民の君主と して、あなたに油をそそがれたではありませんか』」Tサム エル10:1



民は、サムエルに王が欲しいと求めた。サムエルは祈った。
主は、王を持つ事のリスクを告げられたが、民は、強く欲し
た。それで主は、聞き入れ、サウルを民の王に定められた。
サウルとサムエルの出会いが、実に絶妙だ。サウルの父
親の雌ロバがいなくなり、サウルが捜しに出る。あちこちと
捜し回り、ツフにまで至る。

しかし見つからないので、帰ろうとすると、連れの者が、丁
度この町に、神の人がいるから聞こうと提言する。サウル
は同意し、町へ入ると、娘たちがいたので尋ねた。すると
その神の人は、丁度今日、町に来て、今からいけにえを
献げるところで、すぐに行けば、会えると言った。それで
進んで行くと、ピッタリのタイミングで、サムエルに会えた。

サムエルは、その前日に、一人の人を遣わすから、君主と
するよう、御告げを受けていた。雌ロバ捜しから始まる、一
つ〃の出来事が、まるでパズルが埋まるように、すべてが
ピッタリだ。どれかが、少しでもズレたなら、実現しない。あ
なたも、時や事柄が、ピッタリのタイミングで運んだ経験が、
幾つもあるだろう。

それはまさに主であり、主が働かれ、導いておられる。主の
導きは、外側の環境からもわかる。今、導きを求めている
なら、環境もしっかり見ていよう。御言葉と祈りによる平安と、
環境を通して、御心へと導かれる。御心なら、自分で門を開
くのでなく、必ず主が目の前で、門を開かれ、前進して行ける。

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まず導きを求めて主に祈ろう。主は、その祈りに答えて
御心の道に導いて下さる。御言葉に目を留めよう。主が先立
たれるので、状況を見ていよう。「ひとりでに」目の前に、門が
するすると開いて行く。