2009年06月30日(火)

「天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように」マタイ6:9



御名があがめられますようにとは、どういう意味だろう。
「御名」とは神ご自身の事であり、神が聖とされるように、神が神とされるようにとの意味だ。

私たちの生活を通して、神の素晴らしさが崇められ、周囲の人々に神がはっきりと表されて行くことだ。私たちは心配症であり、先は見えないので、いつも不安で、思い煩ってしまう。

くよくよする。自分で負ってしまう。そんな時、神を神として行くなら、そこに信仰が働き、神は思い煩いと心配を平安に変えて下さる。
そして、すべての必要を満たして下さる。

対人関係において、様々な悩みや問題が生じる。自分への攻撃や非難が来る時に耐え難い。
相手を責め、非難し、報復したい思いが湧き上がる。
しかし、主は「御名があがめられますように」と祈れと言われる。

そんな時に、神を神として行くなら、自分の事で一杯だった状態から、神の御前にへりくだり、神のみ思いを、神の喜ばれる事へと視点が変えられる。そして、自分が変えられ、赦し、受け入れ、愛する心が与えられる。

「御名があがめられますように」と祈る時、自己中心の自らの姿を、状態を、照らし出され、神を神として行くように正される。自らが正されて歩む時、神を知らない周囲の人々に、
私たちを通して、御名が崇められて行く。
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私達が、話す時、また何かをする時、そこにいつも神様が介在しておられると、周囲にわかるようなそんな生活をして行きたい。私達を通して、御名があがめられますように。