2011年09月30日(金)

「肉に従う者は肉的なことをもっぱら考えますが、御霊に従う者は御霊に属することをひたすら考えます」ローマ8:5


私たちクリスチャンには、二つの性質がある。新しい性質と古い性質があり、二重人格だ。主を信じる以前は、新しい性質は存在せず、古い性質のみだ。主は古い性質をそのまま置いておられる。この世にいる間、この新しい性質と古い性質の葛藤によって、信仰者として成長して行く。霊と肉の戦いを日毎に経験する。

いつも「ネガティブ」と「ポジティブ」の二つの面がある。「肉」と「霊」だ。「肉」の眼鏡をかけて見て行くと、絶えず自分が軸になり、自分を中心として見る。自分にとっての利益、自分の喜び、自分の楽しみ、自分への賞賛、人が自分をどう見るか、人の自分へ評価、視点がそこに定まり、自分軸にぐるぐる回る。自分の力に頼るので、思い煩い、不安、恐れにもどおっと落ち込む。古い性質だ。

「霊」の眼鏡をかけると、御言葉に向き、主を中心に考える。主の御心は何か、主は何を喜ばれるのか、主はこの富を、時間をどう使われるのか、主の栄光を求め、主が崇められる事を喜ぶ。そこに真の平安と喜びがある。これは新しい性質だ。

これは二つのチャンネルのようだ。テレビのリモコンで、今見ている画面から、チャンネルを変えると、画面が切り替わる。「肉」にチャンネルがある時は、即、「霊」に切り替えよう。主に向き、御言葉に向く時、我に返る。神視点で目の前の状況を見て行こう。
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「肉」の気分をいつまでも放任せず、気づいたなら「霊」にスイッチしよう。自分軸から来る古い価値観は決して満足しない。御言葉による主からの新しい支配へと明け渡そう。