2012年01月31日(火)

「すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい」ローマ12:2 

    
                       
ある人が育児の中で、どうしても子供の欠点に目が行き、悪い所を矯正しよう〃とした。又、不足を補ってやりたくて、苦手な分野の習い事をさせる事に力を入れていた。いつも「ぶすっとした態度が改められ。素直な子になるよう。怠けないで勉強するよう。習い事をちゃんとするよう」ああなるように、こうなるようにと祈っていた。

ある時、御霊により気づかされた。子供に「ああなれ、こうなれ」と要求し続けている自分、つまり常に「お前は今のままではダメだ」と言い続けている事だと。子供にすれば、ずうっと自分は不十分。子供を変えよう、〃思い通りにしようとしている自分の自我に気づかされた。変わるきは子供でなく、親の思いを押しつけている自分自身であった。自分が一番の問題児であった。

心から悔い改め、一切家族への要求を止めた。そして、家族に感謝する事を始めた。妻を、子供を、家族が与えられている事の恵み、幸せな家庭がある事を感謝し始めた。そして、この愛する家族を幸せにするために、自分は何ができるかを祈り始めた。すると、家の中の空気が一変した。暖かい雰囲気が溢れ、皆がリラックスできるようになり、家庭がオアシスとされて行った。神の愛が家庭に臨んだ。

人を変えようとする時、そこに裁きと不満、トゲが存在し、愛が消える。しかし、感謝して行く時、そこに温もりと喜びが流れる。冷ややかなものがある時、苛立ちがある時、省みてみよう。相手を変えようとしていないか。変わるべきは、自分だ。
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生涯、自分が変えられて行くことだけが望みだ。神様の御心は私が主の御姿に似た者となること。心の一新によって変えられ続けて行きたい。