2012年12月31日(月) 「それは、あなたを苦しめ、あなたを試み、ついには、あなたをしあわせにするためであった」申命記8:16
「それは、あなたを苦しめ、あなたを試み、ついには、あなたをしあわせにするためであった」申命記8:16
モーセは「荒野の40年間の全行程を覚えていなければならない」と言った。この全行程とは、荒野の40年の間イスラエルの民に、どのように関わって下さったかということだ。イスラエルの民は成人の男性だけで60万人いたから、女性や子供も含めると200万人はいただろうと言われている。 この膨大な数の人々を40年間も、何も無い荒野で養うというのは、まさに主の奇跡だ。「この40年の間、あなたの着物はすり切れず、あなたの足は、はれなかった」とあり、荒野で、強い日射しや砂ぼこりの中を歩いて行くが、着物はすり切れることなく、足もはれることがなかったと。主の暖かい愛と配慮、守りと助けがあったからだ。 そして、毎日、天からマナが降り、うずらが飛んで来た。作物を育てる必要もなかった。40年のみわざだ。又、主は同時に「あなたは、人がその子を訓練するように、あなたの神、主があなたを訓練されることを、知らなければならない」と言われ、愛のゆえに、懲らしめ、訓練される。この1年も、主はどのように、あなたに関わって下さっただろう。 日毎に暖かい愛と配慮があり、必要が備えられ、そして、訓練があった事だろう。全行程を覚えているようにと。又、今、荒野にいるだろうか。厳しい状況だろうか。しかし雲の柱、火の柱によって民が前進したように、荒野でこそ、主が力強く共におられる。 ---------------- この一年、日々のことばの奉仕に預かれたことを心より感謝いたします。年始は4日から配信となります。よろしくお願いします。