2014年07月31日(木)

「あなたがたの現状をよく考えよ。山に登り、木を運んで来て、宮を建てよ。そうすれば、わたしはそれを喜び、わたしの栄光を現わそう」ハガイ1:8


現状をよく考えるようにと。主の宮が廃墟となっているのに、自分
達は板張りの家に住んでいてよいのかと、主が、ハガイを通して民
に語られた。多くの種を蒔いても少ししか収穫がなく、食べるが飽
き足らず、飲んでも酔えず、幾ら稼いでも穴の開いた袋に入れるだ
けで、満たされる事がないと。「わたしはそれを吹き飛ばした」と。
「わたし」による事だと言われる。

天は露を降らさず、地は産物を産出しない。神がストップをかけて
おられる。なぜなら、自分の家のために走り回っているからだと。
神は何かを告げたいがために、時に祝福を差し控えられる。神を忘
れ、自分のためだけに走り回っている時に、事態がうまく行かない
ようにされる。

立ち止まって、考えさせるためだ。行く道をふさがれる。気づきを
与えるためであり、それは神の愛だ。放っておかれたなら、どこへ
さまよってしまったかわからない。様々な人が、主を忘れて生活し
ていたが、せっぱ詰まったからこそ、主に助けを求め、主のもとに
帰れたと証ししている。

あなたも今、色々な事でギクシャクしているか。物事がうまく行か
ないだろうか。何かが空回りしているなら、立ち止まって、主に問
うてみよう。優先順位はどうなっているだろう。「ベスト」でなく
「ベター」の事柄に振り回されてしまっているだろうか。第一のも
のを第一に、軌道修正して行く時、すべてが秩序立って回り、平安
と喜びが来る。そして主は喜ばれ、栄光を現して下さる。
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ただ受けるだけでよい第一のものを後回しにして、自分で自分でと
ベターのもののために走り回っていると、必ず主にとめられる経験
をする。静かに主のもとに座った時にベストとベターが明確にしめ
され霊肉が落ち着いてゆく。