2014年10月31日(金)

「それからこの女は帰って食事をした。彼女の顔は、もはや以前のようではなかった・・主は彼女を心に留められた」Tサムエル1:18 


エルカナには、ハンナとペニンナの二人の妻がいた。ペニンナには
子供がいたが、ハンナは不妊だった。ペニンナには、夫がハンナを
愛している事への嫉妬があった。そのためペニンナはハンナをいじ
めた。ハンナは不妊という最も痛い所を攻撃され、ハンナの苦しみ、
悲しみ、辛さは限界にまで達した。

ハンナは祈りのために立ち上がった。主の御前に出て、心の何もか
もをぶつけ、注ぎ出し、激しく泣いた。唇が動くだけで、声が聞こ
えないので、祭司エリは、彼女が酔っていると思った。彼女が気持
ちを主に訴え、感情もぶつけ、泣いて祈った後、祭司から「安心し
て行きなさい。あなたの願ったその願いをかなえて下さるように」
との言葉を受けた。

その時、彼女は変化した。心がすっきりした。もう以前のようでは
なかった。私たちも、辛い、苦しい時は、感情も何もかも出して、
訴えるとよい。気持ちも、感情も、思いも何もかもを受け止めて下
さるお方だ。聞いていて下さる。心の悲しみ、苦しみ、不安も恐れ
も、何もかも訴えて、委ねて行く時、心が落ち着き、すっきりし、
平安にされる。主が受け止めて下さるからだ。

ハンナの胎を閉ざされたのは主であり、深いご計画があった。当時
の堕落した、霊的暗黒時代を導く指導者を、祈りによって産み出そ
うとされた。そのためにハンナが用いられた。祈りにより、ハンナ
はサムエルを産み出した。あなたの今の苦しみにも、主のご計画と
御心がある。必ず大きな祝福が産み出される。心の思いを気持ちを
主に訴えて、祈って行こう。
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思い悩み悶々とする気持ちで自問自答していると、気づくとサタン
にあおられ暗闇に迷い込んでいる。会話するべきは神様だ。祈りに
持っていこう。本音を受け止めてくださる神様がおられる。