2015年12月31日(木)

「あなたの神、主が、この四十年の間、荒野であなたを歩ませられ た全行程を覚えていなければならない」申命記8:2



今までの信仰人生の中で、また、この一年も、苦しみ、困難、悲し
み、嘆きがあった事だろう。「主は、あなたを苦しめ、試み」とあ
る。主が、苦しめると。私たちは出来るなら、苦しみは通りたくな
い。しかし荒野でしか、学べない事があるから、あえて荒野を通さ
れる。

「あなたの心のうちにあるものを知るため」とあり、苦しみの時に
出て来る自分の姿が、本当の自分の姿だ。順境の時には出て来ない
だけだ。自己中心だったり、不信仰だったり、自分の姿を見るのは
痛いが、それをまず知り、認めない限り、変えられて行く事も、成
長も無い。本当の姿を見て、主により変えられて行く。

自らの無力を知り、主に拠り頼む者とされる。その飢えの中で、
「あなたも、先祖たちも知らなかったマナを食べさせられた」。マ
ナを与え、40年間荒野で、民を守り養われた。そして私たちには、
いのちのパンである主ご自身が、信仰人生守り通して下さる。「主
の口から出るもので生きる」御言葉によって生きることを、身をも
って体験して行く。

主は、食物、水、着物を与え、身体を守ると同時に「人がその子を
訓練するように、主があなたを訓練されることを、知らなければな
らない」と主は訓練される。砕かれる。それは「ついには、あなた
をしあわせにするため」だ。今年の一つ一つの試練は、訓練であり、
心の内を明らかにされるため、御言葉の力を経験するため、砕かれ、
そして「幸せにするため」だ。

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★この一年も有難うございました。係の都合で、年頭はお休みで、
1/5から配信させていただきます。新年も御言葉による祝福をお
祈りしております。良いお年をお迎え下さい。