2019年01月31日(木)

「彼は、前にはあなたにとって役に立たない者でしたが、今は、あなたにとっても私にとっても、役に立つ者となっています」ピレモン11



主人ピレモンの奴隷であったオネシモ。主人のもとで盗みを働きロ
−マへ逃亡した。しかし捕らえられ投獄の身に、その牢獄でパウロ
に出会う。主人ピレモンはパウロに導かれて主を信じた。そして
コロサイで、家の教会として熱心に主に仕えていた。

オネシモはその良い主人を足げにするような事をした。だがそのオ
ネシモは、パウロに導かれ回心した。しかしピレモンの家の奴隷で
あり、送り返す必要があった。当時、逃亡奴隷は死刑になる事もあ
った。それでパウロは、オネシモが新生し、変えられた事を確認し、
主に在る兄弟として受け入れてくれるよう、ピレモンに執りなしの
手紙を書いた。

その際パウロは命令でなく「お願い」した。「してくれる親切は強
制でなく、自発的でなければならない」と。これは、信仰生活は強
いられるものでなく、自由な自発的なものだからだ。命令に義務感
で、嫌々従う「ねばならない」ものではなく、主の愛への、「〜し
たい」という自発的な応答だ。オネシモの名前の意味は「役に立つ
者」だ。

彼は、主により、役に立たなかった者が、有益な者に造り変えられ
た。私たちの人生も同様だ。時には先が見えず、無益にしか見えな
い事態が、「万事益」とされる方により、大きな祝福へと変えられ
る。今、目の前の「これが一体何になる?」としか思えない事柄が、
必ず素晴らしい益にされる。私たち自身と人生を役に立つものとし
て下さり、目の前の事態を導かれる。
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パウロがオネシモを愛の目で見るように、主も愛を持って十字架で
私達を執り成して下さった。何というご愛だろう。ただの罪人であ
ったのに主のあわれみで役に立つ者として生かされて行く。