2019年05月31日(金) 「あなたは私のともしびをともされ、主、私の神は、私のやみを照らされます」詩篇18:28
「あなたは私のともしびをともされ、主、私の神は、私のやみを照らされます」詩篇18:28
ある人が職場で、きつい上司がいて、いつも怒鳴られていた。仕 事上の事ではよく怒られ、責められ、暴言もあり、きつい言葉が 心に刺さる辛い日々だった。段々、身体にもきて、体調も崩し、 仕事を休む事もあった。辛く、苦しく、耐え難い日々であった。 余りに辛く、その事を祈りにもって行き、祈っていた。 そんな中、人事異動で、その上司が違う部署に配属替えになり、 状況的に、もう顔を合わすことは無くなった。これは祈りの答え かと感謝し、苦しみから解放されたと安堵し喜んだ。怒鳴られる 事も、暴言も、責め立てられる事も無くなり、穏やかに仕事が出 来るようになった。これからは平安な日々と喜んだのだが、しか し現実は違っていた。 上司は目の前にいないのに、上司の事がずっと脳裏に浮かび、心 苦しく、重く、暗い日々だった。そんな重苦しい中で、上司に囚 われている自分に気づかされた。上司に対する恨み、怒り、憎し みでいっぱいになっている自分。赦せない思いで悶々としている 自分。御霊は、自分の問題である事を示された。憎しみ、恨み、 敵対心、復讐心、赦せない思い、これらは自分の罪であった。 それを認め、悔い改めた。その時、静かな平安が心に広がった。 その後、ひょんな事で、上司とバッタリ出会った。気持ち良く挨 拶ができて、心の悶々が消えていた。被害者としか思えず、自分 の罪は全くわからなかった。祈りに持って行く時、御霊が心の内 を照らし正しく導いて下さる。平安が戻る。 --------------- 主とつながっている限り、御霊は様々な示しを与えて導いてくだ さる。真実な主の光のもとで御霊の声を聞こう。健やかな歩みに 主は整えてくださる。