2021年04月30日(金)

「私はひどく悩んでいます。主よ。みことばのとおりに私を生かし てください」詩篇119:107



信仰生活の中で、突如の問題や、悩み、困難に出会う。心は苦しく、
悶々とし、真っ暗闇の中にいるように感じる。何がどうなっている
のか、わけがわからない状態だ。落ち込むばかりだ。どこに向かえ
ば良いのか、どの方向に歩を進めば良いのかわからない。方向も見
えない。暗闇のトンネルの中だ。そんな時こそ、みことばが、私の
足のともしびだ。暗闇の中を歩む時に、何が必要なのだろう。

光だ。光があれば、足元が照らされて、歩を進める事ができる。停
電の真っ暗な中は、歩けない。でも、ろうそくの光があれば歩ける。
試練の中で、「みことば」を真剣に求めよう。ある人は次々と厳し
い試練に襲われ、飲み込まれてしまい、ただ頭をおおって、しゃが
み込んでいるばかりだった。

そんな状態だったが、礼拝で「祈りなさい」との御言葉が語られた。
祈りもできず、ただ流されるままになっている自分の姿が見えて、
まず祈る事を始めますと。前を向いて歩み出した。別の人は、突然
の極めて厳しい困難の中で、御言葉を求めた。「わたしを呼べ。そ
うすれば、わたしはあなたに答え」と語られ、まず祈る事を示され
た。「理解を越えた大いなる事を示す」と。

祈りを積むと、思いとは全く違うが、進むべき道がはっきりと示さ
れた。確信持って示された道に進む事ができた。どうしてよいか全
からない状況の中で、御言葉を求めよう。主は御言葉を与え、進む
べき方向へと導いて下さる。

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真っ暗闇の中で、一番必要なものは何だろう。光が、暗闇を消し
てくれる。光があれば、歩を進める事ができる。そして御言葉が光
だと言っている。悩みや苦しみの中で、御言葉を祈り求めよう。
主は御言葉を与えて下さる。御言葉により、心が救われる。