2021年05月31日(月) 「神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします」Uコリント7:10
「神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします」Uコリント7:10
誰しも失敗した時に、落ち込み悲しむだろう。しかし悲しみに二つ の種類があると言っている。主の御心にそった悲しみと、世の悲し みだ。世の悲しみとは、自分が引き起こした事態の結果が、悪かっ た事を嘆くばかりだ。目に見えるまずい結果が、人前に体裁が悪い ので、後悔するばかりで悪いとは思っていない。結果オーライなら そのままだ。 要するに、結果が問題なだけだ。結果が人の目に触れなければ、そ のままだ。へりくだって、自分を砕く悔い改めが無いので、同じ失 敗を繰り返す事になる。主の御心にそった悲しみは、御前で、自分 のあり方や、今までの自分の人生を反省する。その時、高慢で自己 中心な罪を示され、心砕かれ、真の悔い改めに導かれる。御霊が働 かれるからだ。 ある男性が、結婚して自営業を始めた。だが、なかなか軌道に乗ら ず、経済的に苦しんだ。妻は、夫を助けて働いた。行き詰まり悶々 状態の時、妻は過労で倒れ、入院した。その時、彼はイライラし、 こんな大変な時に倒れた妻を責めたのだ。夫婦の間に溝ができた。 仕事も家庭もうまく行かず、ガタガタな現状を見た時に、自分の姿 だと見せられた。 神の御前にへりくだった時に、「自己中心」の罪を示された。自分 の力を誇り、自分が、自分がと、周囲を支配し、自分の思いを通し、 強引に事を進めて来た。その高ぶりを示された。砕かれ悔い改めた。 妻にも今までの自分の非を詫びた。仕事も家庭も新しい展開がもた らされた。 失敗し、心砕かれ、引き起こされる悲しみは、今までの自分のあり 方を省みる、主からの好機だ。主はあなたを愛しておられるので、 新たにし、成長させたいと願っておられる。 ・・・・・・・・・・・・・ 失敗をただ悲しんで終わるのではなく、私たちは主を知っている。 赦され悔い改めることができる。主のあわれみによって自分自身 が変われる。主が変えてくださる。