2022年07月31日(日)

「主に感謝するのは、良いことです。いと高き方よ。あなたの御名 にほめ歌を歌うことは」詩篇92:1



ある本にこんな例えがあった。サタンが倉庫に様々な「種」を持っ
ていた。これから人々の心に蒔こうとしていた。その中で、一番大
量にあった種は何だろう。その種は「失望」であった。この種が最
もうまく育ち、多くの実を結ばせるのだ。この種が一番効率が良く、
容易に、人々を神から離すことができる。これは非常に強力な種だ。

この種を蒔きさえすれば、後は放っておいても順調に育つ。しかし
この種が、ある場所だけには、何の効き目もない事を、サタンは認
めた。幾ら蒔いても、蒔いても、効果があったためしがない。「そ
れはどの場所か」との問いに、「感謝する心」とサタンは答えた。

「失望、落胆」が信仰者にとって、一番の敵だ。失望させ、心を沈
ませ、気力を失わせてまえば、何も出来ない事をサタンは知ってい
る。逆に「感謝」のある所では、サタンも何もどうにも出来ない。
働けない。サタンの足場が無くなってしまう。良い事だけでなく、
一見都合の悪い事も「すべての事について感謝」する事は力だ。

一見、都合の悪い事は、悪い事ではない。信仰に立つと、そこから
逆転、素晴らしい祝福に繋がっている。ある人が苦しい状況に陥っ
た。しかしまず感謝して、感謝をし続けた。すると「御心に従った
のに、なぜ?」「主は助けられるのに、なぜ?」の思いが消えた。

状況はそのままだが、心に平安が臨んだ。やがてその事態は導かれ
て行った。疑いやつぶやきの、サタンの罠にはまらず、感謝を選ぼ
う。これは選択だ。

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がっかりし、落胆してしまうと、祈る力がそがれてしまう。気力が
萎えて、失せてしまうと祈る事も、御言葉に向かう事も出来なくな
る。サタンの思うつぼだ。逆に感謝する事には、大きな力がある、
気力が湧き、祈りが天から与えられる。感謝を献げて行こう。