2022年08月31日(水) 「しかし、あなたがたの目は見ているから幸いです。また、あなた がたの耳は聞いているから幸いです」マタイ13:16
「しかし、あなたがたの目は見ているから幸いです。また、あなた がたの耳は聞いているから幸いです」マタイ13:16
人は、本当のことを、真実を指摘される時に、耳をふさいでしま う。肉は真実を聞きたくないからだ。ステパノが議会で弁明をした 時に、はっきりと真実を述べた。その時、「人々は、大声で叫びな がら、耳をおおい、いっせいにステパノに殺到した」。 ステパノは弁明で、神は人の手で造った神殿には住まないと言い、 いつでもどこにでもおられる。あなたがたはいつも聖霊に逆らって いる、そしてモーセの律法を守ったことがないと、直に語った。 それは人々を興奮させ、激怒させた。そして、人々は、はらわた が煮え返る思いで、ステパノに向かって歯ぎしりしたと。 ステパノの語った言葉が、正しかったために、人々は怒り狂った。 そして「天が開けて、人の子が神の右に立っているのが見える」 と、イエスがメシヤである事を大胆に証しした。その時に、迫害 者たちは耳をおおって、シャットアウトし、ステパノに殺到し、 町の外に追い出し、石打ちで殺害してしまった。 それはステパノを迫害する者たちが、彼らの隠れた姿をあらわに されたためだった。人は、本当のこと、真実を指摘される時、耳 をふさぐ。 聞きたくない。それは、真実と向き合いたくないから だ。真実を決して見ようとしない人、又、真の自分と向き合おう としない人は、真実の言葉を非常に恐れる。 耳を閉じ、避けて、受け止めない。ごまかしてしまう。聞く耳を 持たない人は、自分をごまかしている事になる。主は「聞く耳の ある者は聞きなさい」と言われ、どんなに痛くても、御言葉に向 き合う時に、解決へと導かれ、平安へと導かれて行く。 ------------ 誰も言ってくれない本当の自分を主は示してくださる。いつも主 に従いますの姿勢で御言葉に向かおう。都合の悪い事に耳をふさ いでいては何も変われない。天に帰るまで成長し続けたい。