2024年09月30日(月)

「アヒヤは戸口に入って来る彼女の足音を聞いて言った。『おはい りなさい。ヤロブアムの奥さん。なぜ、ほかの女のようなふりをし ているのですか・・』」T列王14:6



ヤロブアム王の子どもが病気になった。その時、妻を変装させて、
預言者アヒヤのもとに行かせ、子どもがどうなるかを聞いてくるよ
うにと。だが主は前もってアヒヤに、その妻が来る事、変装の事を
告げておられた。だがなぜ、王は、妻を変装させる必要があったの
か。それは、王が神に従わずに、偶像礼拝をしていたからだった。

自分のために鋳物の像を造り、神の怒りを引き起こし、神を捨てた。
それで自分を隠すために変装する必要があった。私たちも都合の悪
い時には、本当の自分を隠すだろうか。弱さを隠し、不都合を隠し、
変装してしまう。弱みを決して知られたくない。しかし弱く無い振
りをする事は、自分でない他人に変装する事になる。

「なぜ、ほかの女のようなふりをしているのか」。主の前に、正直
に自分の本当の姿を認める事が、大きな祝福の始まりだ。弱さをあ
りのまま認めて行く時に、自分でない他人の振りをする必要がない
ので、解き放たれ、自由にされる。プライドの重いよろいが落ちて、
楽になり、自分でおれる。信仰生活が生き生きし、喜びとなる。

プライドゆえに、自分でない振りをして、窮屈な喜びのない信仰生
活だろうか。まず変装し、良い人の振りをしている事を認め、ある
がままを主に告げよう。その時、全面的に受け入れられていて、ど
んなに愛されているかを知って行ける。
----------------
本当の自分を示されていく事は大きな祝福だ。ふりをしていても祈
れるし生きてもいけるが、いのちとなる主との交わりがなければ、
主が遠くに思えてしまう。ありのままの本音で主と交わろう。