2003年05月31日(土)

「私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる道も知っています」(ピリピ4:2)

試練が来た時、逆境の時、耐えられるだろうか、
自分の信仰はどうだろうと、時々思うだろう。
試練のメッセージを聞く時に問いかけられる。
しかし、実際は試練よりも、順境に耐えられる
だろうかと問うた方が良い。人生が順調に行って
いる時の方が、実は信仰において困難である
ことは体験するところだ。順調で何の問題もない
中で、よく人々は信仰から離れて行ってしまう。
世に流されてしまい気づかない。実は試練の
時は、神に真剣に拠り頼むので、神に近いのだ。
突然、莫大な富を手にしたため、その後の人生
が破滅したとは、よく聞く話だ。神に頼る必要が
無いので、自分の力で歩み出す。祝福とは、神
の一方的な愛顧であるのに、自分が正しいから
順調だと思い、高ぶってしまうのだ。神にすべての
ことを感謝しよう。