2004年10月30日(土)

「彼らがあなたがたに言うことはみな、行いなさい、守りなさい。けれども、彼らの行ないをまねてはいけません・・」(マタイ23:3)

クリスチャンは偽善者だと言われ、反感を持つ。しかし、キリストほど偽善を憎まれ、偽善に反対さた方はいない。パリサイ人に向かって、「白く塗った壁、蛇ども、まむしの末」等と言っておられる。母親が陰で悪口を言いながら、本人の前では、にこやかに愛想を言う。すると、小さな子供は混乱する。二重のメッセージを送る事になるからだ。また、子供に、あなたの意思を尊重していると言いながら、本音は子供を親の思い通りにしたい。これも二重のメッセージだ。私達の内にある偽善は、周囲に反感を持たせ、キリストから離してしまう。私達は絶えず周囲にメッセージを送っている。あなたはどんなメッセージを送っているだろう。まず自分の内の偽善を認めて、正直である事だ。無いものは無いで良いのだ。その時、主が無いところに与え、満たして下さる。
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偽善とは役者という意味で、演じることだ。一番恐いのは、演じ続けていると、本当の自分がわからなくなり、演技の自分が自分だと錯覚して行く。信じ込むので光で照らされようがない。真っ暗闇だ。正直であるなら、光の中であり、いつも御霊に照らされ続ける。愛が無い、自己中心・・正直であり続けよう。