2004年12月31日(金)

「わたしについて来なさい。あなたがたを人間をとる漁師にしてあげよう」(マタイ4:19)

ペテロは、決して主を裏切る事はないと豪語したが、見事に裏切ってしまった。主はペテロの内にある弱さを知っておられたが、ペテロは知らなかった。ペテロを堅い岩にするために、サタンのふるいを許された。その間も信仰がなくならないよう、主の執成しがあった。自信満々のペテロは砕かれた。復活後、主は三回ペテロに主への愛を言い表す機会を与えられ、ペテロは言い表す中で、癒されていった。もう以前の肉の自信満々の彼ではなかった。「自分で帯を締め、自分で歩きたいところを」自分の思いと自分の力で歩んでいた者を、自らの弱さを知り、神に拠り頼む者に変えられた。聖霊に満たされ、あの恐れて否んだペテロが、迫害をものともせず、宣教して行った。弱さを知る時、神によって強い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分がどんなに弱いかを知らない限り、神に拠り頼まない。自分の力で生きて行く。神は見ておられるが、私達は自分の弱さを知らない。様々な状況や出来事を起こし、いかにもろく弱いかを知らせて下さる。砕かれて心底拠り頼む者にされる時、みここを歩んで行ける。