2007年06月30日(土)

「どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう」マタイ7:11


主は「求めなさい。そうすれば与えられ
ます」と言っておられる。求めるなら与
えられる。得るためには、求めなければ
ならない。与えられないのは「あなたが
たが願わないから」だと。あなたの願い
は、願いとして、神に求めてよいのだ。
しかし、心得ていなければならない事は、
あなたの願った通りの答えではないかも
知れない。神は「良いもの」を下さると
ある。願い通りではなく「良いもの」だ。
1才の子が料理がしたいと、包丁を求めて
親は与えるだろうか。幾ら泣き叫んでも
与えない。主にも、あなたへの愛の配慮
と教育がある。今、それを持てば、高慢
になって滅びてしまうかも知れない。持
つにまだ早いとの判断かも知れない。又、
それを与えると偶像になり、神から離れ
る事を見通しておられるかも知れない。
時に、神は願い通りのものを与えて下さ
る。又、時に、願い通りのものを与えら
れない。差し控えられる。私たちの知恵
と判断は有限だ。自分の願ったものが、
必ずしもふさわしいものではない。神は
最もふさわしい時にふさわしいものを与
えて下さる。まさに「良きもの」なのだ。
自分の願い通りではない「良いもの」に
ある、意味とメッセージがわかる時、感
謝が湧き上がる。
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自分の思いと神の思いは、しばしば違う。
人生、ほとんど思い通りでない。しかし
主のみ思いが成され、自分の願うものより、
主が選んで下さったものの方が断然良い。
これからも常に最もふさわしいものを与
えて下さるとは何と幸い。