2007年11月30日(金)

「主を待ち望むものは新しく力を得、鷲のように翼をかって上ることができる。走ってもたゆまず、歩いても疲れない」イザヤ40:31



待つことは難しい。じいっと待つ
ということが、なかなかできない。
今すぐに自分で何とかしたいと思
うし、何とかしようと動いてしま
う。心は立ち騒ぎ、焦るし、動く
方が楽なのだ。しかし、主は「主
を待ち望め」と言われる。主を待
て、と。元気溌剌の若者が、つま
ずき倒れるような時でも、主を待
ち望む者は新しい力を得ることが
できる、と。それも、あえぎ、あ
えぎでなく、翼をかって大空に舞
い上がるようにだ。そして、走っ
てもたゆまず、歩いても疲れない。
もし、今、あなたが疲れていたら、
主を待つことにより、このような
力が与えられる。待ち望むとは、
主に希望を置いて、主に信頼し、
期待し、御声に従う事だ。どんな
時も、主に信頼して行くことだ。
「わたしの思いは、あなたがたの
思いと異なり」とあるように、し
ばしば神の思いは私達の思いと違
う。時に私達には、理解できない
事もあるし、「あなたがたの思い
よりも高い」のように私達の思い
を越えている事がある。信仰生活
で、次から次へと問題、悩みが臨
む事がある。喜びや楽しみなどと
は、ほど遠い、苦しい、しんどい
状況だ。そんな中で、思いも、感
情も、状況も、何もかもが反対方
向を向いているような中で、尚か
つ、主を信頼して行くことだ。そ
れが主を待ち望むという事であり、
その時、自分の力ではない、主の
力を経験する。
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苦しい時、辛い時すぐに解決策が
与えられなければ神様は沈黙して
おられるように感じてしまうが、
そのような時にも支え守っていて
下さっている。信仰を持って待ち
望むことを学ぼう。主が新しい力
を下さる。