2008年10月31日(金)

「また、なぜあなたは、兄弟の中のちりに目をつけるが、自分の目の中の梁には気がつかないのですか」マタイ7:3



主は、対人関係について指摘された。相手の目にある小さな、微少のおがくずは見え
るのに、自分の目の中にある大きな丸太が見えないと。

相手の欠点や罪はよく見えて、あら探しばかりするのに、自分の罪は見えない。
自分の目には大きな丸太ん棒があると。

私たちは、批判して来る人、傷つけて来る人、敵対心むき出しで向かって来る人、
憎しみを持って来る人、そのような人に親切にできなのは、ごく当たり前のことだ。

好きになれない。そして、自分も何倍にも報復したい批判心、敵対心、裁く心を持つ。
嫌な人、関わりたくない人に、反発を抱いている。

相手は見るからに悪いので、実は自分も悪意を持っている事に、罪深い思いがある事
に気づかない。相手は確かに悪いので、相手が悪いとしか見えない。

自分は被害者としか見えない。自分の中の裁く心、憎しみ、敵意の大きな丸太に気づ
かない。「あなたの目のちりを取らせて下さい」と言うが、自分の目には丸太がある。

相手の罪はよくわかるが、自分にも裁き、悪意という大きな罪がある。
自分の目から丸太を取り除けよ、相手に反応している自分の内側の罪を認めて、悔い
改める時、自分が正される。
その時、相手に対して御霊と共に、御心にかなった態度で向かう事ができる。
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悪い態度の相手に悪意を持つのは当たり前、との思いがある。避けたり、無視したり、
心で軽蔑して自分の傷の仕返しをする。この暗闇の中の罪を主に認め光の中に出して
いけますように。