2025年11月15日(土)

「・・ヤコブの子らの部族の数にしたがって十二の石を取っ た。その石で彼は主の名によって一つの祭壇を築き、その 祭壇の回りに、二セアの種を入れるほどのみぞを掘った」 T列王18:31



カルメル山に、エリヤとバアルとアシェラの預言者、計850
人が集まった。雌牛を切り裂き、たきぎの上に載せ、神の
名を呼ぶ。火をもって答える神が、まことの神だとの事で、
エリヤと偶像の預言者たちが正面から対決した。まずバア
ルの預言者たちが、朝から真昼までバアルの名を「バアル
よ。答えて下さい」と呼び続けた。

しかし、何の声もなく、答えも無かった。踊り回り、ますます
大声で呼ばわり、剣や槍で自分たちの身体を傷つけ、血
を流して叫んだ。しかし、何の応答も全く無かった。そして
次はエリヤの番だ。エリヤは主に呼ばわる前に、何をしたか
というと、まず壊れていた祭壇を建て直した。主の祭壇が壊
れたまま、放置されていたからだ。バアルの預言者たちは
自分たちの力で、火を下すよう求めたが、エリヤは、主を信
頼した。

自分の力でなく、自分の頑張りでなく、主の力により、戦お
うとした。そのためにまず祭壇を建て直した。そして12の石
を取り、その石で一つの祭壇を築いた。現状は南北に分裂
しているイスラエル12部族だ。そして見事に主の火が天から
降り、エリヤは大々的に勝利した。

私たちもどうだろう。祭壇は今、壊れていないだろうか。礼拝
の祭壇、祈りの祭壇、御言葉を聞く祭壇、信仰の祭壇、主を
第一に生活する祭壇・・今一度、建て直すように言われてい
る祭壇があるだろうか。崩れていたら、又、崩れかけていた
ら、建て直そう。主に従うなら、豊かな祝福の実を刈り取って行く。

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まず祭壇を建て直すことが大切だ。自分は、どの祭壇を建て
直すように言われているだろう。主との交わりの中で、御霊に
心を探って頂き、示して頂こう。示しに従う時、大きな祝福を
受ける。