2024年07月26日(金)

「だから、あなたがたは、『はい』は『はい』、『いいえ』は 『いいえ』とだけ言いなさい。それ以上のことは悪いことです」 マタイ5:37



日頃、信仰生活で、遊びや食事の誘い、残業の依頼、種々の頼まれ
事・・。様々な打診や依頼が来る。その時に、どうだろう。心の内
では、時間的、労力的、気持ち的に無理で、したくないのに、ずる
ずると引き受けてしまうだろうか。「ノー」が言えない。段々、心
が辛くなり、重荷になって来る。断れば良かったと後悔する。又、
断れない自分に、自己嫌悪で悶々となる。

はたまた、クリスチャンは、喜んでできない自分を責める。そうな
ると、相手を恨みに思い、怒りも湧いて来る。そして又、そんな自
分を責める。なぜ「ノー」が言えないのだろう。相手が嫌な思いを
すると、思ってしまう。又、相手に嫌われたくない。恐れがある。
波風も立てたくない。又、断るのは、愛が無いのではと思ったり。

しかし嫌々、義務からであれば、そこに愛はない。ある人が、入社
先で毎日のように飲み会に誘われた。夜遅くなり、体調にも影響
し、又、自分は飲酒せず、全く楽しくなく、嫌でたまらなかった。
彼らは飲酒好きで、飲む事が目的だった。段々苦痛になり、しかし
付き合いもあり、どうすればよいのか。主のもとに、祈りに持って
行った。様々な思いを吐き出して祈った。

すると「ノー」を、きちんと言うようにと、示された。主の示しに
従い、翌日は断った。するとスムーズに受け入れてもらえ、特に、
どうという事もなかった。もっと早く断れば良かった。休息もで
き、体調も良くなり、何より夜の時間を有意義に使えて、大変祝福
とされた。まず主に祈り、示しに従おう。
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ノーを言うより人の期待に応える方がいいと思ってしまうが、納得
できていない「イエス」は辛い。軽々しく答えないよう、主に助け
を求めたい。主に心を向け、御霊に従おう。