2009年04月27日(月)

「私は黙し、口を開きません。あなたが、そうなさったからです」詩編39:9




この詩編記者は、病にあり、大きな苦しみの中で「なぜこうなのか、どうしてこんな目に」との不満が鬱積していた。

「しびれ、砕き尽くされ、心の乱れのためにうめいて」いた。
嘆きがあり、又、今にも、つまづき倒れそうで不安で一杯でもあった。

しかし、舌で罪を犯してはいけないと、気をつけようと、口に口輪をはめた。
しかし、ひたすら沈黙し、口を抑えていると、心の痛みは激高し、ストレスが更に内攻し、爆発しそうだった。

それを彼は人にでなく、神にぶつけた。心の中の本音を吐き出し、気持ちを神に告げた。
人生は、はかなく虚しい、私の一生は無いのも同然と。
心の内をことごとく吐き出した時、信仰が戻って来たのだ。

この虚しい人生での望みをかけられるのは何かと、見上げた時、神を見い出した。「私の望み、それはあなたです」と。

そして、本音を神にことごとく告げた後、「私は黙し、口を開きません」と言っている。
同じ、口を開かないだが、最初の口輪をはめ、ストレスに陥ったのとは、全く異なる。

「あなたがそうなさったからです」と、すべてに神の計画がある事を認め、それを受け入れ、すべてを神に委ねたのだ。
私達も本音をことごとく神に告げて、初めて、神の計画を受け入れる事が出来る。神に吐きだし、気持ちを告げよう。
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吐き出す相手は、人ではなく、まず神様であることを覚えよう。辛く苦しい時、うっかり口から出す言葉で更に自分自身も傷ついていく。悲しい時も、嬉しい時も神様と話そう。