2009年07月30日(木)

「私は今、あなたのしもべイスラエル人のために、昼も夜も御前に祈り」ネヘミヤ1:6



ネヘミヤはハナニから、エルサレムの城壁が崩され、門は火で焼き払われた状態である事を聞き、悲しみ断食して神に祈った。
祈りの中で重荷が加わる中、4ヶ月後、王の前に出た。
しおれた悲しい顔つきであり、それを見た王はネヘミヤに尋ねて来た。心に何か悲しみがあるに違いないと。

この時、ネヘミヤは王に率直に心の内を話した。
すると、王の方から「何を願うのか」と聞いて来た。王はネヘミヤの心の重荷を察した。そこで、ネヘミヤはユダの地へ送って再建させて欲しいと願った。

王は願いを聞き入れ快く送り出してくれた。ここで学ぶ事ができる。
ネヘミヤはまずエルサレムの現状を聞いて知った。私たちの信仰生活も同様だ。
現状を、目の前の問題を正しく知る事によって重荷が与えられる。

まず現実を知らない限り、重荷の持ちようがない。
具体的にそれを祈りに持って行く時、更に重荷が与えられる。
ネヘミヤは重荷が増し加えられ、何かをしたいと思った。

その願いは答えられ、神により環境が目の前に次々と開かれて行った。
すべての必要が備えられて行った。私達もまず現状を正しく認識するところから重荷が生じ、祈りによって更にその重荷が深められ、具体的に行動するように導かれる。あなたにも、今、主が見せておられる重荷があるだろうか。
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漠然とした祈りも、状況を詳しく知るなら具体的な祈りへと変わる。計り知れないように見えても、心を開きその問題に取り組もう。次の祈りへと導かれる。