2010年01月30日(土) 「ところが、ひとりの兵士が何げなく弓を放つと、イスラエルの王の胸当てと草摺の間を射抜いた」T列王22:34
「ところが、ひとりの兵士が何げなく弓を放つと、イスラエルの王の胸当てと草摺の間を射抜いた」T列王22:34
イスラエル王アハブは、ラモテ・ギルアデをアラムから取り返そうと、ユダ王ヨ シャパテを誘った。ヨシャパテはアハブの申し出に乗り、主の言葉を聞くよう要 請した。 アハブは預言者400人を集め、伺いを立てると、彼らは、上って行くようにと口 を揃えて言った。しかし、預言者ミカヤは正反対の預言をした。アハブが悪霊に 惑わされている事、殺される事を告げた。 アハブとヨシャパテはアラムと戦う事になった。アハブは、自分は巧く逃れよう と、ヨシャパテに王の服を着せ、自分は変装した。王を狙うであろうから、敵を ごまかし、自分は助かろうとした。 しかし、アラム王の命令は、イスラエル王アハブだけを狙えというものだった。 ヨシャパテをイスラエル王と間違ったが、彼が祈った時、敵は彼を追うのを止め、 引き返した。神の関与だ。 そして一人の兵士が、「何げなく」放った矢が、何とまさしくアハブに刺さり、 彼は傷を負い死んだ。別に彼はアハブを殺そうとしたのではない。偶然は一つも ない。神が関与し働かれた。 ミカヤの預言が成就した。神の完璧な支配を見る。人がどう画策しようと、神の 御心が成就する。厳粛な事だ。「人の心には多くの計画がある。しかし主のはか りごとだけが成る」 それゆえ、神に、人生も生活も自分自身も委ねよう。そうするなら、あなたへの 最善のご計画を一つ一つ成し遂げて下さる。そして、安んじておれる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 信仰者に偶然は無い。運命に、ほんろうされているのではない。又、サタンの意 のままにされているのでもない。神の御手の中にあり、一つ一つがご計画の中に ある。意図があり目的がある。無駄な事は一つもされない。いつも平安でおれる。