2010年05月30日(日)

「あなたがたが・・キリストの手紙であり」Uコリント3:3


パウロの敵対者が、パウロは自己推薦しているだけで、推薦状が無いと批判した
時、パウロは宣教の実である、コリントの教会の人々が推薦状だと言った。パウ
ロは欠けだらけの、失敗だらけのコリント教会の人々を、あなたがたが私たちの
推薦状だと言った。

その働きが生ける神の御霊によったことと、人々の心に御霊のの実が生まれつつ
あったゆえだ。コリントの人々は失敗だらけだ。私たちも欠点だらけだが、神は
このような弱い私たちを赦し、用いられる。

あなたは失敗し、不十分であっても、神からのメッセージを託された推薦状だ。
大使が相手国に遣わされる時に、自国元首の署名入りの手紙、親書を携える。そ
の神からの親書が、あなただと言っている。

クリスチャンであるあなたは、神からの推薦状であり、周囲の皆に読まれている。
あなたを通して人々は神を知る。あなたの心の板に神からのメッセージが記され
ている。あなたが、主と共に生きれば生きるほど、あなたと親しく接する人々は、
あなたを通して神からのメッセージを感じ取る。

パウロは自らの務めを「御霊に仕える務め」と言った。あなたも家庭、学校、職
場、どこにいようと、あなたの務めは神からの務めであり、神に仕える務めだ。
あなたを通して、御霊の実が周囲に現される事が神のお心だ。

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日々、周囲の人々に、どんな手紙を送っているだろう。愛、温もりや優しさ、喜
びだろうか。イライラや不満、トゲだろうか。主は推薦状だと言って下さる。今
日の日を御霊に導かれ、従って生きる事により、周囲に愛や喜び、温もりを現し
て行ける。