2010年12月30日(木)

「わが神。私はみこころを行なうことを喜びとします。あなたのおしえは私の心のうちにあります」詩篇40:8


寒暖計の人生がある。外気温の通りに温度を表示する。寒ければ低温度、暑ければ高温度を表示する。つまり、気温の通りに反応する。人が親切であれば、親切に、優しければ、優しくする。相手が冷たければ、冷たく、攻撃されれば、仕返しをする。これは反応する生き方だ。これでは、自分の幸、不幸が、他人によっ
てコントロールされる事になる。

相手次第というであり、自分がまるで無い。ここ数日を振り返ってどうだろう。他人のあの言葉や、この態度で、自分がアップダウンしていないか。他人の評価で一喜一憂し、天にも上る心地になったり、暗く沈んだり。人が気になって、気になって仕方が無い。まず反応している自分に気づき、祈ろう。反応するのでな
く、御霊の導きに従う事を決心しよう。

ある人が、職場で自分に辛く当たる人がいた。挨拶しても無視された。しかし、反応ではなく、御霊に従って生きる事を決心していたので、相手に関係無く、自分は御霊に従い、挨拶をし続けた。ある時、その人の仕事で、間接的に助けられ、真に感謝だったので、その意を告げた。すると、相手に良心のとがめが、ありあ
りと感じられ、相手が変わった。その後、親しい友人となり、悩みを相談されるようになった。

反応するだけだろうか、もし、御霊に従うなら、自分から良いものが出て、あなたが周囲を変えて行く。
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私達の示すみこころの態度は相手によって、ころころと変わるものではない。呼応しそうな時、私達の内に書き記された御おしえ、また導きに気づけて、誰に対しても真に自由に振舞えますように。